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雇用パラダイムシフト
ども、PJです。
今日は、「雇用」について考えます。
僕の住むアメリカでは、よく失業率の高さが問題になります。
昨年の新型コロナウィルスのパンデミックの影響で、アメリカの失業率は一時14.7%と世界恐慌以降で最悪となりました。
そして、その失業率が最も高かった業種が、レストラン業と宿泊業などの接客業でした。
さらに、労働所得が最も低いとされる業界もこのレストラン業と宿泊業で、所得が低い人たちと富裕層との格差は広がるばかりです。
僕は、日米で通算15年間飲食店を経営してます。今回の新型コロナでの打撃は、僕の経営人生の中でもめちゃくちゃ大きかったです。
しかし、ピンチこそチャンス。
どんな時代も自分の強みと顧客のニーズのクロスポイントは必ずあるのです。
そして、ようやく新型コロナの営業規制がある中、最適解を見つけ出して売上は少しづつコロナ前に戻りつつあります。(その内容についてはまた改めてお伝えさせてもらいます。)
そこで、この1月に久しぶりに働くメンバーを増やすために募集いたしました。
以前は、店内に小さく募集のポップをおいていたのですが、今回は来店顧客を制限しているため、当店Tsurumen DavisのSNSで募集を投稿しました。
ありがたいことに、たくさんの応募がありました。
その多さを目の当たりにした僕は、改めてアメリカての仕事を探している人の多さを肌で感じました。コロナで職を失ったり、仕事を半分に減らされたりして、仕事探している人がとても多いのが現状です。飲食業界にいない人はあまり実感がないかもしれませんが、アメリカでもかなり多くの飲食店が潰れて、その関係で働いていた人が職を失っている状態です。
そんな状況を見ると雇用することも社会貢献になるなという意識になりました。
ちょっとした雇用に対しての考えのパラダイムシフトでした。
今までは、人を雇用するときは、お店で一緒に働いてくれるメンバーが必要だから雇用していただけなので、社会貢献になっている感覚はあまり持っていませんでした。
経営者において、企業の売上を伸ばしていく力はまさに雇用を生み出す力に直結するのだと感じました。
これからもどんどん売上を伸ばして、できるだけ希望者を採用していける企業を目指します。
ってことで、社員やアルバイトを雇用するときの大切なポイントを4つ紹介させてもらいます。
題して、PJ流うまくいく人事採用における心得
その1
「とりあえず、これやっといて!」絶対言ってはいけない。
部下に仕事を振る時に、その仕事の目的や経緯などをしっかり説明することなく、作業としてやらせてしまうのは最悪です。
もちろん、経験が浅い分、仕事に対する理解度も低いので、説明しても半分も伝わらなかったり、「でも、、、」も反論されて疲れるから、「とにかくやって」みたいに部下に言ってしまった心当たりはないでしょうか。僕はあります。
しかし、今は、なるべく丁寧に意義レベルでの説明をしっかり相手の立場も想像しながら伝えることにしてます。
そうすることによって、最初は時間がかかりますが、弟子や部下が意義レベルで理解していると、その後、勝手に良い改善が行われていたり、致命的なミスを未然に防げることもあります。
その2
「自社の商品やサービスを愛してくれている人材を雇用しよう」
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