キャリアドリフト
こんばんは、今日はキャリアについて上司に相談した時の話を書きます。
先日、キャリアについての悩みについて書きましたが、
ひと月前くらい、転職しようかMAXで悩んでました。
最近は体調がいいので、そこまで悩んでいなかったのですが、
上司に相談してみたところ、
ひよこさんの中で、お金とか、時間とか、家庭とか、そういったものの優先順位はどうなっているの?
僕(上司)はお金が大切だったから、給与がたくさんもらえる管理職を選んだよ。
と。
優先順位は必ず自分で決めなければならない。
優先順位を決めると、捨てなければいけないものも出てくる。
そういったものを含めて、全て自分で決める。
決める材料は、YouTubeなり、本なり、たくさん情報がころがっているので、
たくさんインプットした上で、必ず自分で決めること。
確かに。
なんとなく、家庭は優先。みたいな思いはあったものの、
そのほかの優先順位は割と曖昧だった。
。。。
そして、壺の話を思い出した。
「この壺は満杯か?」の話
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」
教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出した。
砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」
一人の生徒が「たぶん違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の下から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺は満杯か?」
学生は声を揃えて、「いや」と答えた。教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注いだ
彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しいときでも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込むことは可能だということです」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこではないんだよ。この例が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないということなんだ」
君たちの人生にとって「大きな岩」とは何だろう、と教授は話しはじめる。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり、自分の夢であったり……。
ここでいう「大きな岩」とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。
もし君たちが小さな砂利や砂、水など、自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、君たちの人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体を失うだろう。
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さあ、どうだっただろう。
人生において何を優先させるかは、一度じっくりと考えておいたほうがいい。
僕が「学生たちの前で何かしゃべれ」と言われたら披露する話
ひろゆき氏(撮影:榊智朗)
自分にとっての「大きな岩」はなんだろう?
先ほどの話は、あなたにとっての「時間の使い方」を教えてくれる。
「大きな岩って何だろう?」
つねにそれを問いかけてみよう。
そしてできれば、言語化して人に伝えるのがいい。
「私にとって『食事』が重要なので、テキトーなお店の飲み会には行きません」
「年に1回は『海外旅行』に行きたいので、前もって休みを宣言します」
「何よりも『子どもとの時間』が大事なので、17時には必ず帰ります」
こういうことは、堂々と表明しておいたほうがいい。もし何かを言われても、言い返せるように理論武装しておいてもいいかもしれない。
優先することを決めて、そのとおりに動く。
そっか。そうだ。
これだったんだ。
これは、現職に転職する際にしっかりと考えて決めたことだった。
今は、子供が小さく、家庭の時間を第一にしているので、
リモートで働ける
時間外労働が少ない
休みやすい
新しい技術に触れられる
そんな感じで決めたはずだった。確か。
そして、現実は、、、
コロナのタイミングでフルリモート化
ほぼ定時
子供が体調崩したりしたら、躊躇なく休む。(会社からも、そういうことを推奨されているので、とてもやりやすい。)
比較的新しい技術に触れられる
大体意図した通りになってた。
悩むことで成長にもつながる。
けれど、今は3年前くらいに定めたキャリアの方向で間違っていないことを確認できた。(多分)
もうしばらくドリフトした状態でもいいのかもしれない。
キャリアドリフト
「キャリアドリフト」とは、自分のキャリアについて大きな方向づけさえできていれば、人生の節目ごとに次のステップをしっかりとデザインするだけでいい、節目と節目の間は偶然の出会いや予期せぬ出来事をチャンスとして柔軟に受け止めるために、あえて状況に“流されるまま”でいることも必要だという考え方を言います。ドリフト(drift)とは「漂流する」という意味。キャリアドリフトは、神戸大学大学院の金井壽宏教授が提唱するキャリア理論のひとつで、同教授によると職業人生はキャリアデザインとキャリアドリフトの繰り返しであると考えられます。