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正論ってそんなに大事?

『ただ共感して欲しかった...』

その言葉にハッとした。


相手のためだと思い込んで正義感振りかざした私の言葉は逆に相手を傷つけてしまった。


『それはおかしいよ』
『本当にそれでいいの?』


自分の中では相手のことを思って言ったこと。
けどそれは言い訳に過ぎなかった。



世の中には正論を言う人が沢山いる。けど中にはその正論は相手のなんの役にも立たないこともある。



コミュニケーションにおいて、その正論ってそんなに大事ですか?


考えてみて欲しい。



学校来ない友達に、
『単位を取りたいならもっと学校に来て出席率を上げるべきだ』という人がいる。


いつも彼氏に泣かされている友達に、
『そんなに傷つくならそんな男とは別れなよ』という人がいる。


毎日グーたら寝ている人に、
『将来のことを考えたらそんなことより今やるべきことがある』という人がいる。


正論だと思います。


けどその言葉を相手にぶつけた所で相手が納得出来なかったら?



それでも相手を変えたいとまた同じ言葉をくりかえしますか?



『そんなこと言われなくても分かってる』
『貴方だけには言われたくない』
『ただ話を聞いて欲しかった』


沢山の感情が入り混じって会話をしている中で、こう思う人もいる。


正論。それは、相手にとって凶器になってしまっているかもしれない。


自分の中の正論は場合によっては相手にとって正論ではない。




自分の価値観を押し付けてしまう時もある。相手の価値観が納得出来ずこの人と合わないなと思う時もある。







世の中に正解なんてないのだから。


完璧な人間なんていないのだから。



間違った道に進んで欲しくないと願う大好きな存在だからこそ、『相手を認めてあげる』ことも大切なことだと思ったのです。



おしまい。



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