運の正体と幸運の女神に好かれる人
どうもぴよしです。
みなさんは運が良いですか?それとも悪いですか?
いろんな答えが聞こえてきそうな質問ですが、人によってその理由は様々だと思います。
そんな奥深いテーマでもある「運」についてお話ししていこうと思います。
運が良かった出来事
私は個人的にとても運が良いと思った出来事がありました。
それは生成AIの登場により、AI革命が起きたことです。
ChatGPTやAIイラストなど、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今後はこのAI技術によって、人類の仕事の効率が何十倍も向上する未来が待っています。仕事内容によっては全てAIに置き換えられるものも出てくるでしょう。今回のテーマの本筋ではないので、このAI技術についてはここまでにしておきます。
私はデータサイエンティストという仕事をしています。
わかりやすく言うと、データやAIを活用して事業を成長させたり効率化させたりという仕事です。
今後はより必要性が増す仕事になると考え、この領域をブルーオーシャンとして捉え、2018年から自分のキャリアを全振りしてきました。
データサイエンティストはまだ新しい職種であり、市場にプレイヤーがとても少ないです。
新しい職種なので、上の世代で先駆けている人も少ないです。
そんな中で私は転職を繰り返し、いろんな会社で経験を積み、時にはノウハウを学び、紆余曲折を経て、生成AIの登場も受けて、現在の会社で執行役員というポジションに就くことができました。
もともとデータサイエンティストは需要の高い職種でしたが、生成AIの登場がその需要をより一層引き上げてくれたと考えています。
自分よりも努力している人がいる
ここまでの文章で「なんだ自慢か」と思わせてしまったかもしれませんが、伝えたかったことはそこではないです。
私は現状について「運」が良かっただけと考えています。
どんな領域でもとてつもない努力をしている人がいます。
私よりも遥かに時間をかけて、長いこと努力している人がいることも知っています。
そんな中で私は先に良いポジションに就くことができました。
それは自分が人よりも努力をしていたからではありません。
生成AIの登場という「運」がもたらした結果だと思っています。
ただし、この「運を掴む」ということに関しては自分のおかげだと思っています。
「運」は落ちる場所にいる人にしか降ってこない
「幸運の女神には前髪しかない」という言葉を知っていますでしょうか。
チャンスは来た瞬間に掴まないといけないという意味のことわざです。
後ろ髪はないので、通り過ぎてからは掴めないのです。
この言葉は、チャンスはふとした瞬間に訪れるが、それを逃すと二度と掴むことは難しいという教訓を伝えています。
チャンスがあればすぐに行動し、運をしっかりと掴むことが重要だということです。
私はこのデータサイエンスの領域で戦っていくということを決め、学び続け、経験を積み、発信も続けてきました。
その結果として、あの人に任せてみてはどうかと声をかけていただいて、今の立場があります。
生成AIの登場は完全に「運」ですが、自分はそれを「掴む」準備はしていました。これは自分の功績だと思っています。
「運」は降ってきてから考えても遅い
運を掴むためには、いつ降ってくるかわからない運を想定して、ひたすら準備して待つことです。
努力して自分を成長させ続け、きたるその瞬間にしっかりと掴めるように。
どんな形で運が降ってくるかはその時まで分かりません。
だからこそ、つかみ取れる確率を少しでも上げるために、自己成長を欠かしてはいけないのです。
裏返すと「運が悪い人」はチャンスを生かせない人ということになります。
それまでの間に準備をしていなかったということです。
努力している人にだけ「運」は平等に降ってきます。
運気を上げるには「徳を積むこと」
「運を掴む」ためには自己成長という準備が必要ということはお分かりいただけたかと思います。
しかし、人生とは短いものです。
いつまでも待っていられないと思うこともあるでしょう。
そこで運が降ってくる確率を上げる方法についてもお話しします。
運が降ってくる確率を上げるためには「徳を積むこと」が重要です。
徳を積むとは「良い行いを重ねておくこと」です。
より身近な言葉で言えば「信用されること」です。
特に仕事や人間関係においてはとても重要なことだと思います。
時間と約束を守る、どんな仕事も雑にしない、丁寧なコミュニケーションなどの当たり前のことです。
何かチャンスをもらえる時、それは誰かに指名されていることが多いです。
・今回のプロジェクトの責任者はアイツに任せてみよう
・次のチームリーダーはあの人が良いのではないでしょうか
・すごい良いやつがいるからこの飲み会に呼んでもいいかな
・その件であれば詳しい人知ってるから紹介しますよ
ここで名前が上がる人は、いずれも良い行いを重ねていた人です。
わざわざ印象の悪い人にこのような指名をすることはないです。
このように「徳を積むこと」が降ってくる「運を増やす」コツです。
自分の機嫌は自分でとる
気分にムラがあったり、不機嫌で感情のままに動く人に「運」はきません。
人に信用されないからです。
いつ話しても感じ良く、メンタルも安定している。
そういう人は話しかけやすいですし、徳を積む機会も必然的に増えます。
運が降ってきやすくなるように信用される人でいましょう。
恋愛における「運」の掴み方
いざ意中の人が現れてから「よし!痩せよう!」と思っても遅いです。
痩せた頃には誰かに取られています。
日頃から体型を維持している準備した人にしか「運」は降ってきません。
本当に好きな人と出会った時に、果たして今の自分でその人を幸せにすることはできるでしょうか?
その人にふさわしい自分だと胸を張れるでしょうか?
やはり出会う前から準備しておく必要があります。
すでにパートナーがいる人を好きになったとしても、何かのキッカケで別れるかもしれません。
別れた時に一番近い存在でいた場合、この人には「運」が降ってくるでしょう。これもある意味準備していることになります。
「なんだ別れたなら言ってよ」という人には「運」は降ってこないのです。
どんな形であれ、準備している人にだけ幸運の女神は微笑みます。
流れ星は願いを叶えてくれる?
流れ星を見た瞬間に願い事をすると、その願いは叶うと言われています。
古くから伝わる迷信の1つだと思われがちですが、「運」の観点で見たときに案外間違っていないかもしれません。
流れ星は一瞬で消えてしまいますが、その一瞬で自分の願いが出てくる人はおそらく毎日準備をしている人です。
自己成長を欠かさずに、目標に向かって努力をし続けていない限り、その一瞬で自分の願いは出てきません。
いざ運が降ってきた時も流れ星と同様にその瞬間を逃すことはないのでしょう。
流れ星に何を願いますか?
もし願いがすぐに思いつかないのであれば、せっかくの「運」を逃してしまうかもしれません。
自分はどうなりたくて、そのために何を頑張るのか。
今一度考え直してみる必要があると思います。
努力は報われる
ひたすら努力を続け、「運」が降ってくるのを待つ。
これを実践するのは簡単なことではありません。
時には投げ出したくなったり、もしかしたら他の人が自分の「運」を代わりに掴むかもしれません。
そういうこともあるでしょう。
でも、それはやらない理由にはならないです。
どんな結果になろうと次の「運」がくるまで走り続けるだけです。
そこまでやり切ったのであれば、どんな結果でも胸を張れるのではないでしょうか。
やらない後悔で「運が悪かった」と思いながら最期を迎えるよりも、やるだけやって胸を張れる人生でありたいと思いませんか。
自分はそういう気持ちで毎日頑張るようにしています。
私は「努力が報われる世の中にしたい」と心から思っています。
就活の面接もこれで乗り切りました(いやホントに思っていますよ)。
だから講師や講演活動を通して人の努力をサポートする活動をしています。
このブログでも「心と習慣をアップデートする」というコンセプトで、自己成長につながる内容を発信しています。
この内容がどれだけの人に伝わるかもわからないですし、もしかしたら余計なお世話になっているかもしれないです。
それでも、この取り組みをやめる理由にはならないです。
これは自分にとっての「運」を掴むための準備でもあるのです。
みなさんも、今日から「運」を掴むための準備を始めてみてはいかがでしょうか。