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失敗しても、あなたなら大丈夫。
なんと、母親が骨折しました。
自転車で転んだらしく、元から足が悪かったのに同じ脚を痛めてしまったようです。
家事は父がやり、母は基本安静に過ごし、全治1ヶ月半とのこと。
高齢者の骨折はなかなか元通りにならないんじゃないかとか、
足が悪くてただでさえ運動量が少ないのに、
さらに動くことが減って老いが加速するんじゃないかと心配になりました。
自転車になんて乗るから…!
という気持ちがよぎりましたが、
危ないからコレをするな、アレをするなと行動を制限すると、
この先の人生を死んだように過ごすことになってしまう。
だから、コレはしょうがないのかー。と思い直しました。
母は元から足が悪かったのですが、一昨年手術をしてから以前よりマシになり、
ゆっくり自転車にも乗れるようになったのです。
歩ける範囲は限界があるため
徒歩10分以上の場所だと父に車を出してもらわないと無理な状態でしたが、
自転車によって行動範囲が広がり、風を切って気分転換にもなったようです。
実家でとれた野菜をうちに届けに来てくれることもありました。
歳を重ねて気付けば親を心配する立場になりましたが、
自分が安心するために「絶対安全」を求めて縛り付けないようにしています。
その先に失敗があっても、後悔があっても、
もがきながらも乗り越えていけると信じるようにしています。
それは、私が親に求めることでもあります。
父はともかく母はとても心配性で、
母の想定外のことはだいたい心配され止められました。
まあ、ほとんど言うこと聞かなかったけど。
自分が安心したいだけだよなー
うるさいなー
と思っていたので、同じことをしないようにしています。
親になった今、
かわいいかわいいすーちゃんが
傷つくこととか、恥かくこととか、悲しむこととか、
先回って回避したくもなりますが、
でもその経験こそがレベルアップの鍵だし、
その先の幸せの種になる。
だから邪魔をしないで信じて見守るスタンスで。
それが1番難しそーですけどね。
それではまたね!