ピヨありす

日記みたいに毎日投稿しようと思ってるけど多分しない。

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最近の記事

20221220.突然思い出した一年前の話

毎日更新ならず 話の内容はなにもない 眠ろうとして暗闇の無音の部屋、目を瞑る 視覚と聴覚が遮断され、残されたのは私の脳そのものである 止まらない思考、未来のことを絵を描くように想像したり、過去を本の頁を捲るように振り返ったりする夜 寝れないので、夜から朝へ これくらいの時間になると眠りに落ちるか、忘れかけていた、いや、むしろ完全に忘れていたことを突然思い出すかのどちらかなのだ 数ヶ月前に意識を失いぶっ倒れたことがある 段々暗くなる視界と、私の友人との架空の会話が脳内で

    • 9/26 りんご音楽祭

      泥酔レポ 一日目、フェスでもなかなか有り得ないレベルの土砂降り、もはやサバイバル、道と土の区別が付かない道路で水溜まりを蹴って幼い頃を思い出した 日に日に薄れていく幼い日の記憶は、なんてことない所作で突然鮮明に浮かび上がる 高校生の頃、毎週ライブハウスにいて、心のままに全力で拳を振り上げていたことも思い出した 自然に囲まれる、記憶が蘇る 鈴虫の声、遥か昔に森で作った秘密基地 森は記憶を甦らせる 3日間、日を覆う事に天気が良くなった フェス晴らし女代表として頑張りました

      • 20220922/Mr.インクレディブルを見ました

        今日は昼から起きて映画を見ること以外何もしていない。数ヶ月毎日そんな感じ。 一言でまとめてしまえば「ただのごろごろした何もしていない日」なのだけれど、そんな日々にも細かな違いがあって、それが生きる面白さだったりするんじゃないかなと思って、できる限り「何もしない日」を毎日綴ろうと決めました。 でも私は重度の三日坊主なのでどうせ毎日は書けない。 その程度の心意気で生きてるのだ。 今日見た映画はMr.インクレディブル。 懐かしいねー。初めて見た頃は小学生になったばかりだったか、

        • 素の文章と頑張ってみた文章

          こんにちは、素のわたしです。 鬼ふざけたので、しばらくしたら消そうと思います。 幼い頃から持病を抱えるほど三半規管と自律神経がかなり弱くて、特に気圧変化には昔っからずっと悩まされています。特に今日やばい。人生トップ3に入るくらいの気圧による体調不良です。そして何故か毎回タイミングが悪いことに気圧変化の時は生理痛も重なり、今日の私は足首、膝、腹、腰、背中、肩、肘から手首にかけて、指の関節、首、歯、目、こめかみ、頭全部が痛い。痛くないのはどこ?爪ですね。もうそんくらいです。 だか

          宇宙人になった親友

          「赤ん坊って、大人より神経細胞の繋がりが多くあるのに、成長するにつれ繋がりが削られ減っていくんだ。そしてその多くの『不必要な繋がり』を取り除いたとき、僕らはどんな人間になるか決まるらしい」 「デイヴィッドバーンだろ」 「よく分かったね」 語る彼は私の二十年来の友人だ。十代の頃に出会った。彼は友だちが少ない、というか私以外いなかった。今もそうだ。でも彼は寂しそうではなかった。彼自身が自分は孤独だということを昔から知っていたからだ。 「昔から僕の中で当たり前だと思っていた世界

          宇宙人になった親友

          くらべもの

          馬鹿馬鹿しい、実に馬鹿馬鹿しい ひとを批判するひと ひとのうえに立とうと躍起になるひと ひとに怒ることでうえに立った気でいるひと そもそもうえに立たないといけない世界か? ならば私はその世界に涙を流してあげようではないか ひとと比べることを当たり前とし ひとと比べられて生きたのは当たり前の如し かわいそうな私たちへ

          くらべもの

          よっぱらい専門店

          この街に高層ビルが立つもっと昔に私が酔っ払った日の話です。 相当長い時間飲んでしまいましたから深夜だったと思います。でも人通りはそれなりでした。 ひとに裏切られやけっぱちになっていまして、右も左も区別がつかないくらい酔っ払ってしまいまして。 いつもの飲み屋街の行きつけのバーを出た途端、知らない店が目の前にありました。 とても古い看板でした。手入れはしておらず、ひび割れていました。ドアは少しだけ開いており、そこから光が差し込んでいます。壁は手入れしているとは到底思えない壁面緑

          よっぱらい専門店

          むかしのひと

          わたしが関係のあった、どうしようもない男性は事ある事にこう言っていました。 「男の煙草は大嫌いだが、女の煙草の匂いはたまらなく好き」 その男性は無類の女好きで、先日抱いた女の話やナンパの成功談、たまに失敗談も、わたしを抱いたあとのベッドの上で笑いながらする遊び人でした。 常に桃の香りを纏っていました。 毎月彼と部屋でふたりきりになる関係を三年以上続けていたのに、彼が香水を体につけるのを見たことがありません。 誰からも嗅いだことのない、目が

          むかしのひと

          花をくれた男

          この花をくれた人は今は生きているか死んでいるか存じませんよ。アタシとしては恨みもありますから、川辺で野垂れ死んでたらいいのにとか、たまぁに思っちゃいるけどね。 でも、あれ以上に愛した人はいない。死ぬまで忘れない男はきっとこれきりだよ。 愛憎って言葉を考えた方は素晴らしいと思うね。 アタシはとても愛していた以上に、どうしてこの男が手に入らないんだろうとずっと悔しくて、いっそ殺してしまいたいなんて陳腐な昼ドラみたいなことずっと考えていてさ。 だから

          花をくれた男