![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158454338/rectangle_large_type_2_13b896b565d0da679d530742db87bf1f.png?width=1200)
ワンダイレクション、好き。
お疲れ様です。
今日は急遽、noteを更新することになりました。。
ワンダイレクションと私
もはや説明は不要でしょう。私たちの世代は、リアルタイムで彼らの成長を追いかけていましたし、オーディションの過程、彼らのキャラクター等は、ご存じの方も多いと思います。
普段ロックばっか聴いている私が、ワンダイレクションを語るなんて、少々意外かもしれません。
彼らと出会ったきっかけは、私の姉です。
私が小学4年生だった時かな。姉はおそらく中学生で、突然ワンダイレクションにハマりだしたのです。彼女がどこで彼らと出会ったのかは、定かではありません。姉がCDを買い出して、自宅や車で流すことで、自然と私の耳にも入ってきました。
当時の私はまだビートルズしか聴いてなかったと思います。アイドル的な存在である彼ら、普通なら勝手に嫌いそうですが、私は徐々に心を開いていったのです。
まず、シンプルに曲が良かった。主に彼らが作っているわけではありませんが、当時はそんなことどうでもいいです。メロディはもちろんいいし、普通にロックしてる曲もある。ポップなイメージだけど、心に響く曲が多いのも事実です。
次にメンバーのパーソナリティ。姉はCDの他に、雑誌やメイキングDVDなんかも買っていた記憶があります。メンバーの内面、個性を知っていくと、いやでも好きになります。
あと、これはボーカルグループでは当然のことですが、1曲のなかで歌い手がコロコロ変わるわけです。これはロックではあまりない要素。ここはこの人が歌うんだとか、この曲では全然歌わないんだなーとか勝手に楽しんでました。
そして、めざましテレビのテーマ曲、ドコモのCMでタイアップを経て、本格的に日本でブレイクしましたね。
小さい頃、よくドライブに行くときに流れていたので、いまワンダイレクションの曲を聴くと、その時みた景色、車内の雰囲気を事細かく思い出します。
5人の中でも、私がお気に入りだったのはハリー・スタイルズでした。なんかオーラがあったんですよね。最年少だけど、エースみたいな存在だと勝手に思ってました。
だから、いまソロで大活躍しているのは納得ですし、彼のセンスは大好きです。
特に聴いたアルバムは、時期的にも最初の3枚。
もうね、どの曲が、とかじゃなくて、全ての曲が思い出です。だって、小さい頃に聴いてた曲って、いまさら好きになった音楽よりよっぽど体に染みついているじゃないですか。
まだ若くて、元気いっぱい、ポップな曲が多い1、2枚目も当然大好きですが、ここでは3作目、"Midnigit Memories"に言及しましょう。
大人になって、ダークな雰囲気も醸し出しつつ、初期で作り上げた彼らの世界観を壊すことなく表現していると思います。熟しつつも熟しきれてない過渡期でありながら、5人の個性が最もよく表れている。人気の曲ばかりだし、ほんとにいい作品ですよね。
私たちZ世代にとって、彼らは特別な存在だと思います。
例えば、友達とドライブに行く時。エアビ借りてパーティーする時。"One Thing"や"Happily"がかかると、みんなノレるし、元気になるし、でもどこか懐かしい気持ちにもなる。私の世代は誰もが知る海外スターだったのです。
私は、いつかは「再始動するんだろうなー」と、軽ーく、頭の端っこで考えていました。また、仲良く5人がステージで揃う日が来るんだろうと。
だからこそ、だからこそ…。はやすぎるって…。
彼は、グループにおいて、ボーカルの1番手を務めることが、特に初期は多かっったです。
メンバーの中でも最もクセのない歌声。だからこそ、ゼイン・マリクやハリー・スタイルズ等、個性にあふれた面々を差し置いて、適任だったと思います。人柄も真っ直ぐなのは、憶測ですが、振る舞いや歌声から伝わってきてました。
私は、彼を生で見たことはありません。
それでもリアタイで追いかけた存在であり、遠いようで近い存在。現在進行形だった人と、こんなに早く別れが来るとは思ってもいませんでした。
私はいま、1Dの曲を聴き直しながら、この文章を書いています。
曲が良いどころか、素晴らしいじゃないですか。AirPodsで聞いてるからか、耳が成長したからか、小学生だった当時は気づかなかった魅力を再発見することができました。
間違いなく私の青春の1ページに、ワンダイレクションは刻まれました。
彼らの曲で成長できて、ほんとに幸せです。
私は彼のことを永遠に忘れないでしょう。だから、彼はファンの心の中でずっと生き続けるのです。
R.I.P. Liam Payne