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【3分で学べる偉人の名言】 「ジャンヌ・ダルク」の“真っ直ぐ突き進んで行く姿勢”に憧れる
あなたが何者であるかを放棄し、信念を持たずに生きることは、死ぬことよりも悲しい。
若くして死ぬことよりも。
ジャンヌ・ダルク
1月6日は「ジャンヌ・ダルク」の生誕の日。らしい。
ジャンヌ・ダルクは15世紀に活躍した軍人であり、フランスの国民的ヒロインであり、カトリック教会における聖人でもあるとされてる。
※ちなみに、ジャンヌが活躍した頃の日本は室町時代中期(足利義満の子、足利義教が将軍になっている時代)。
ジャンヌ自身はフランス東部の農夫の娘として生まれ、ある時(12歳頃)突然「神の啓示」を受けて自分が戦う運命にあることを知った。
そこから軍隊に志願しに行ったり、のちのフランス王シャルル7世と面会したり、近く行われる戦いでフランス軍の敗北の予言して的中させるなど、普通の村娘にはありえない行動力や能力を発揮していった。
戦場に出れば、自分が負傷しても戦線に立ち続けて指揮をとるなどし、兵士の士気を上げることに貢献し、フランスに数多くの勝利をもたらした。
「神の啓示」の通り、無事にシャルル7世をフランス王として戴冠させるなど神がかった活躍を見せたジャンヌだが、最終的に戦闘中に捕虜となり、宗教的な裁判にかけられ19歳で火刑に処されることでその生涯を閉じた。
「神の啓示」が本当にあったかどうかは今でも議論になっているようだが、それは本人にしかわからないことである。
ただひとつ確かなことは、彼女がその生涯で成し遂げたことは紛れもない事実だということ。
自分の人生の意味を見つけ出し、今までの「常識」などお構いなしで真っ直ぐ突き進んでいくその姿勢は、600年後に生きている私達を痛快な気持ちにさせてくれる。
事実、フランスでは派閥を問わず、多くの政治家たちがジャンヌを崇敬しているし、世界的に著名な作家、映画監督、作曲家たちがジャンヌを主題とした作品を制作していることもあり、未だに世界中で愛され続けている。
「あなたが何者であるかを放棄し、信念を持たずに生きることは、死ぬことよりも悲しい。若くして死ぬことよりも。」
この名言はそんなジャンヌ・ダルクの生き様をそのまま表した様な言葉である。
私の様な普通のサラリーマンでも、ジャンヌのように「(自分を)信じる力」と「圧倒的な行動力」を持つことで、人生を「意味のあるもの」に変えていけるような気がしてくる。
とりあえずいつでも「神の啓示」を聞き漏らさない様に、先日「ダイソー」で購入した1000円のワイヤレスイヤホンは、しばらくカバンにしまっておこうと思う。