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佐倉市・DIC川村記念美術館(2003年11月)

千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館は、3月末に休館となることで話題です。

実は筆者、川村記念美術館には20年以上前に行ったことがあります。

でも時間がなくてほとんど見られず、またいつか来ようと決めたまま引っ越して今に至るという体たらく。安定のダメっぷり。

一応、その時の記録を残してみます。

2003.11.27 Thursday
千葉県佐倉市にある「川村記念美術館」に行きました。(当時はDICはつかなかった…のかな?)

紅葉がきれいでとても素敵な場所。お天気がイマイチだったのが残念。
付属ギャラリー。少しだけ、額装された作品が見えるのがわかるかな?
美術館本館です。時間がなくて、見られなかったのが残念。

素敵なレストランで、ランチもよいなぁ。

ちなみにこのとき美術館でおこなわれていた展示はこれだった模様。このころは多分ギャラリーに展示されていた水彩画もしくは陶磁器にしか興味なかったんだろうな。

ソ連の芸術家が生み出した独自のポップ・アート
ヴィタリー・コマールとアレクサンドル・メラミッドは現代ロシア芸術においてもっともアイロニックなスタイルである「ソッツ・アート」を確立した。
   
ソッツ・アートは社会主義リアリズムに対するポストモダニズムのパロディと考えられている。コマールとメラミッドはソ連で初めて芸術を用いてソ連政府を笑いにしたアーティストである。同時にソッツ・アートはアイロニックなソ連版ポップ・アートとなった。ポップ・アートというものが、資本主義の大量生産に対する反応だとすれば、ソッツ・アートはプロパガンダの大量生産に対する反応だと言える。   つづく

解説読むと、めちゃくちゃ面白そうだったじゃん!(とはいえ、このころの自分が見ても、何かが響いたとも思われないが)

過去の展覧会をざっと見ても、けっこう攻めた展示が多くて、なんか、もったいないことしたなーとしみじみ思う。もっと足を運んでおくべきでした。悔しい。

ポップアートとかモダン寄りの美術館だったのね。意外や意外。

1990年から2024年開催の展覧会のチラシから気になるものをピックアップしてみた

図録は買えるようだ。

川村記念美術館・・・〒285-8505 佐倉市坂戸631 Tel/Fax 043-498-2143


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