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刑法175条廃止または基準や規制範囲の明確化に関する要望

規制改革・行政改革に関する提案に、以下の通り提出しましたので共有します。

刑法175条廃止または基準や規制範囲の明確化


刑法175条を廃止するか、適用範囲(地理的要件)や規制範囲(何がわいせつ物に当たるか)を明確化する。

日本では禁止されている作品であっても、国外の顧客に向けて販売することを合法化すること

どのような作品が規制対象になるかを明確化すること。また刑事罰を適用する前に、警告などを行う制度を確立し、突然の摘発を不可とすること。


当社はいわゆるアダルトビデオの販売を行っているが、審査などの規制対応費用が莫大であり、規制要件があいまいであるため、莫大な規制対応費用を払っても、なお法的リスクを抱えている。

産業振興の観点から刑法175条を廃止することが望ましい。

日本のアダルトビデオは国際的にみて非常に競争力のある商品であるが、本法律のために輸出競争力を失っており、海外で刑法175条に反する作品が制作販売されているものと競争できない。最低限、輸出用(海外へのインターネット配信を含む)に関しては、本法律を適用しないことを明確にすべきである。

現在は本法律の規制対象が、あまりにも抽象的であり、罪刑法定主義の観点から違憲無効である。アダルト作品の制作者はつねに摘発の危険におびえており、人権侵害および表現の自由、言論の自由の侵害であり、違憲無効である。

現在はインターネットの普及に伴い、日本国民は、海外で制作販売されている無修正作品を自由に閲覧・購入することができ、保護する法益が存在しない。保護法益が全く存在しないのに、日本の業者および製作者のみを規制するのは、違憲無効である。


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