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【日曜版】海外旅行そもそもどこへ行って何をすればいいの?

海外旅行シリーズがご好評をいただいているため、今日も懲りずに日曜日でもないのに日曜版をお届けします。

海外旅行に行くとき、どうやって旅先を選ぶかという話をします。海外旅行初めての方も、そうでない方も、お読みいただければ何らかの参考になるかと思います。


旅しやすさから選ぶ

海外旅行に慣れない人にとって、旅しやすさというのは重要な点でしょう。私は海外旅行にはわりと慣れていますが、それでも治安が悪い国や、発達の遅れている国などに旅するときは緊張します。

治安、交通、食事、医療、言語、距離などの観点から、極端に旅しにくいところは旅行先として除くのが普通であり、慣れない人であれば、そうした観点から最も旅行しやすいところを選びたいと思うでしょう。

そこで旅しやすい順に国名を挙げていきます。

  1. 韓国

  2. 台湾、香港、マカオ

  3. タイ、マレーシア、バリ島、ラオス(ルアンパバーン)、シンガポール

  4. ベトナム、スリランカ、インドネシア(バリ島以外)、トルコ、メキシコ、欧州、ラオス(田舎)

  5. フィリピン、インド、米国、中華人民共和国など

逆にヤバいのは、中南米カリブ、アフリカ、中東などでしょう。アフリカと中央アジアは私もまだ行ったことがありません。

気候と季節から選ぶ

海外旅行初心者が見落としがちなのが「季節」です。

季節は旅先を選ぶうえで、最も重要な要素と言えます。極寒、極暑、豪雨などでは楽しむものも楽しめませんよね。

とくに熱帯地方での雨期は、道路が水没して歩行できないし、自動車も通行が困難になるくらいの豪雨が降ることも稀ではありませんので、絶対に避けることをお勧めします。

Wikipediaで地域の記事を見ると、だいたい一年中の気温と降水量のグラフが掲載されています。それを見て、なるべく気温がちょうどよく、雨の少ない時期を選ぶことを強くお勧めします。

私などは「どこに行きたいか」よりも「いまどこが気候が良いか」を最重視して旅先を選びます。

海外旅行って何をするの?

海外旅行に興味がないという方は、どうも現地で何をするのか、イメージがわかないようです。

私に言わせると、べつに何をしなくてもいいんです。現地に行って、カフェで読書して、昼飯くって、マッサージでも受けて、カフェで読書して、晩飯くって、バーでも行って寝る。そんなんでも十分楽しいのが海外旅行です。

名所旧跡を回るのも最初は楽しいでしょうが、私は完全に飽きてしまいました。建築物や建設や工芸作品や歴史などに興味のある私ですが、数十か国をまわると、もうだいたいどこ行っても同じに見えてしまいます。とはいえ、ローマで見たパンテオンのように、まだ深く感動させられるものもありますね。

街を散歩したり、美味しい飲食店を探したり、ちょっと買い物したり冷やかしてみたり、珈琲や酒を飲んだり、そんなことを違う土地でするのが、非常に楽しいのですね。日常生活を送ってこそ、文化の違いというものが、よく見えてきます。

とくに散歩にお薦めの街は、イスタンブールです。どこへ行っても美しい建物が立ち並び、カフェやバーやレストランがひしめいており、どこにでも猫がいます。西洋と東洋の中間点と言われますが、まさに東西の文化が融合したような、独特の文化と建築様式があり、非常に美しい街です。

あとお勧めなのは短期のホームステイですね。現地の旅行会社などの多くは、頼めばホームステイを斡旋してくれると思います。これは一般人の生活を知ることができる貴重な体験になります。ホームステイをやる人は、だいたいがおもてなしが好きで料理上手な人が多いですから、料理などを教えてもらうのもいいでしょう。

文化や興味深さから選ぶ旅行先

  • 韓国、中華圏 - 日本と似て非なる文化と民族が興味深いです。

  • タイ、ラオス、ベトナム - 東南アジアも独自の文化を誇る場所です。

    バンコクの摩天楼と、ラオスのド田舎は良い対比になるでしょう。バンコクはちょっとお金をかけてハイソ生活で、ラオスは田舎のホームステイとか、とくにいいとおもいます。

    バンコクは「こんなに豊かで豪華絢爛な都市なのか!」と驚き、ラオスの田舎では「物がなくてもこんなに穏やかな暮らしなのか!」と二度驚くでしょう。

  • 欧州 - とくに古い町並みを残す町がいいです。ドイツのBambergとか。欧州は、ホテルが高くて軽犯罪が多いことを除けば、見どころたっぷりです。美しい街で散歩をするのがいいですね。

  • 米国 - ニューヨークとサンフランシスコは、日本とは正反対みたいな文化を持つのでおもろいです。まさに異文化体験ですね。物価高いのに治安悪いけど…。

  • イスタンブール - 都市の美しさ、文化の深さ、飲食店街など、散歩の楽しさでは世界随一の都市です。イスタンブールは酔っ払いも多いですが、詐欺師がいることを除けば治安は良いです。みな明るくて楽しいです。

美味い飯ならここだ!

  • タイ - 激辛

  • スリランカ - 激辛

  • 四川 - 一人旅には向かない

  • 北京 - 一人旅には向かない

  • トルコ - ケバブとラク

  • ドイツ - ビールと肉

これで決まりです。あと韓国とベトナムとインドとネパールとメキシコが次点。おわかりでしょうが、私はスパイスが効いていて味付けの濃いものが好きです。

海外旅行はじめてならどこへ行く

これはずばり韓国です。特別に行きたいところがないなら、韓国が一押しです。

まず距離がとても近いし、治安が極めて良好で、わりと清潔な方で、食べ物もまずまず美味しく、文化的にも日本人にとって興味深いものが多数あり、人々がわりと親切だからです。とくに田舎に行けば、きわめて親切でお節介な韓国の人々が、本当に温かく迎えてくれます。

名所旧跡をまわり、美味しいものを食べるだけで、十分に楽しめるでしょう。日本から近いので、二泊三日でも楽しめる稀有な国です。

日本と近く、歴史的に日本との関係が深く、文化や言語などにも共通点を持ち、古代から現代まで多様な文化を持つ韓国です。日本人として一度も訪れずに死ぬということはありえないでしょう。


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