「YouTubeもう限界です」というタイトルから見る、マコなり社長のスゴさ

こんにちは。普段は自作曲、「しがないシンガーソングライター」をやっております、FUKUと申します。

基本的に文字を打つのは歌詞を書く時だけ、なんですが今回は、自分の推しであるビジネス系youtuberである「マコなり社長」のある動画に、ものすごく関心を覚えましたのでこうして文にしたためる次第です。

●発端


先日、マコなり社長が投稿した「YouTubeもう限界です…」という動画がYouTubeの急上昇ランキング2位に浮上するという、恐らく本人にとっても快挙である出来事がありました。

https://www.youtube.com/watch?v=CXeHKyMXf14&t=368s

1ファンとして自分も嬉しい限りですが、現在その動画を見てみるとそのコメント欄は不満とヘイトが多数寄せられるという見るに堪えない状況に陥っています。ファンからすると「もうやめたげてよ…」と言いたくなるようなヘイトコメントの嵐ですが、この状況に、マコなり社長の新サービスへのマーケティング戦略が垣間見えた気がしたのです。

ここからの見解はあくまで自分、FUKUの個人的見解であり、実際の事実とは異なる可能性もありますが……。

結論から申し上げます。

この状況は恐らくマコなり社長にとっては目論見通りの展開。自身が立ち上げる新サービス「Makonari Inside Stories」のマーケティング戦略が成功した暁に発生する副産物の一つであると感じています。どういうことか。

●目論見


マコなり社長は、その社会的ポジションと、自身の、ある種の頑固な姿勢から、「自分にヘイトを抱いている人も、恐らくは少なくない。いや思ってる以上に多いだろう」と確信に近い推測をしていたはずです。実際、マコなり社長に対するヘイトを出したツイートや動画も度々確認できてましたし、彼自身エゴサーチも行っているようなので、もはやそれは確信だったかと思います。

このアンチ勢力を、「自身の新サービスにおけるマーケティング戦略に利用できるはず」と彼は考えたのではないでしょうか。


まずYouTubeに動画を公開する前に、コミュニティで『重大な発表』というキーワードを含むツイートを公開し、ユーザーの注目を集めます。これはまあ広告戦略としては普通のことですね。

それを見たユーザーの一部が、ツイッター等を使い拡散をするでしょう。そうすればアンチの目にも間違いなく入ってきます。もはや「影響力モンスター」である彼は、そうすることで瞬く間に注目を集めることができます。

実はこの発表の以前からツイートを頻繁に行っていた様子なので、この『重大な発表』をより多くの人の目に留めるための入念な下準備は、結構前から始まっていたようです。

●行動


お膳立てを整え、いざ定刻に動画を投稿。ここで、あのタイトルですよ。

「【ご報告】YouTubeもう限界です…」


『重大な発表』の後にこんなタイトルを見たら、みんな思いますよね?

「え? マコなり社長、YouTubeやめるの!?」って。

そうなれば事の詳細を確かめたいという思いに駆られ、大半の人は動画を開きます。これは、アンチも大体同じです。「よっしゃやめちまえ! せいせいするね!」ってな感じでしょうか。先に書いたとおり、現在(R2.08.01時点)この動画はヘイトコメントの嵐です。今はアンチ勢力が集って、ダークに賑わっている状態といって差し支えないでしょう。


動画は途中まで、いかにも引退しそうな雰囲気でした。しかし実際は引退するどころか、新サービスの販促を始めだし、youtuberをやめるわけではないとまで公言。タイトルはある意味、完全に詐欺でした。


この動画を見た大半の人間がタイトルから内容を勘違いし、実はyoutuberをやめるつもりは無かったマコなり社長に対して、アンチは激高します。「んだよ! やめるんじゃねぇのかよ! 見て損した!」と。そしてヘイトは爆発。コメント欄に怒りをぶちまけます。ファンを装って、「結局はお金なんですね。ガッカリしました」というコメントも、腹いせとして多数書き込みます。それに呼応する人たちも一気に増え、あっという間に大炎上。

そんな状態に胸を痛めたファンは、「またひどいこと書かれてるのかな、ヤだな……。」とは思いつつも、どんなことが書かれているのか気になり再度動画を開いて、同じくコメントを確認します。人によっては反論したりするでしょう。遠巻きに見ている人たちも、「今どういう状況になってんだろ?」的な興味で同じく動画を開いてコメントをチェック……。

コメント欄は荒れ、ファンとアンチの間で論争が起こり、周囲も巻き込み、収集は付かなくなってしまいますが。

なんてことをしている間にも動画は再生され、コメント欄を読んでいる間に、打っている間に動画の再生は続き、そうこうしているうちに再生数は6桁に到達。急上昇ランキング2位を獲得し、そこからさらに新規の視聴者が「なんだなんだ?」といってドッとなだれ込んできます。さらにたくさんの人間が「マコなり社長」という人物を知るわけです。「なんでこの人炎上してんの?」と気になり、その原因を知るべく、動画を最後まで見ます。人によっては持論を展開したり議論の輪に入ったり、そしたら返信気になってまた動画開いて。

もうわかりますよね? コレ、『炎上商法』です。正確には、その一種、ですかね。


かくして、「マコなり社長」という人物、その人が運営する会社、たった今始まったばかりの新サービスは、より多くの人の目に留まることになりました。大々的に広告した、という点にのみにフォーカスすれば、もう大成功以外の何物でもないでしょう。これが自分が思う、「YouTubeもう限界です」という詐欺タイトルの真相、彼が描いた新サービスのためのマーケティングの全容です。

●本当の願い


だとすれば、彼にはもう一つの「確信」があったように思います。それは、


「自分を慕ってくれるファンの、マコなり社長に対しての信頼度の高さ」。


炎上商法はハイリスクです。この商法自体に良いイメージを持ってる人は稀でしょう。なのでそれを行えば大体は世の中に、その会社、その商品、その人の誹謗中傷が出回ってしまうわけです。もちろんこの件も。それに当てられて、「この商品微妙なのかな」と思われてはだれも買ってはくれません。そうなっては本末転倒。しかし彼はそうはならないと踏んだ。

「周りに流されず自分で判断して購入してくれた方々が、好意的なコメントを残してくれるはずだ」と、信じた。

あとは、サービスの内容次第です。本当にいいものなら賞賛のコメントが徐々に増え、ようやく火が消えた後にそれが公となるでしょう。そうすればその商品の評判は一変し、興味を持った誰かが見に来てくれます。買ってくれる人がさらに増えるかもしれませんね。

このサービスは月額3000円。彼の話を聞くだけと考えた場合、少々高めなイメージです。それを払ってでも、炎上の最中だろうがそれをかき分け、彼から情報価値を得ようとする人たちは、完全に「本気」の人たちです。「マコなり社長を見習って、自分も本気で成功したい!」と心から思う人たちです。彼はそんな人たちを心から応援し、幸せになってほしいと、そういう人が一人でも増えてほしい、という願いを持ち、それを公言しています。

今回のサービスを提供することで、マコなり社長はその人たちに対して、価値ある情報を提供するとともに、その人を応援しようとしているような、そんなサービスに見えました。


というような感じの、かなり長期的な目線で今回の動画を打ち出したように、自分は捉えました。そして今回の件から改めて、「マコなり社長はやっぱりスゴいんだなぁ」と感心した次第でした。


記事は以上です。いかがだったでしょうか。

今回の件がなぜか無性に記事として書きたくなったので、初心者の癖に見よう見まねで挑戦してみました! 拙いところばっかりだとは思いますがそこはご容赦ってことで。

もしこの記事を見て、「マコなり社長」という人物が気になった方は是非、YouTubeに足を運んで御覧になってみて下さい。その際、「【ご報告】YouTubeもう限界です…」以外の動画を見て下さいねw

自分のオススメは『痛すぎる「意識高い系」あるある5選』です。「なんでこれなんだよwww」は受け付けませんw

#マコなり社長 #ビジネス #note初心者


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