ちょっとした選挙の話

たまたま縁があって見聞きしてきた選挙の話。。。

選挙はどこか遠くでやっているのではなく、意外と近くにある。

私達が日々生活の中で疑問に思うこと、不満に思うこと、それを解決してくれるかもしれない人を選ぶ

それが選挙だと思っていた。でも、本当にそうなのだろうか。

話を聞いても、チラシなどを見ていても批判か、当たり障りのない「まあそうだよね」と思うようなことばかり。。。でも、その人でなければいけない理由は、なかなか伝わって来ない。

本当にどうしても成し遂げたいことがあって立っている人もいれば、ただなりたい人もいる。

それは別に悪いことではない、どんな仕事でもできる人・やりたい人それぞれの理由で働いているからである。

一方で、「公職はそれではいけない。」という声も聞こえてくる。何が必要なのか、政治家という仕事が民間企業で勤めることと何が違うのか、それを明らかにしていかなければ「誰がやっても同じ」という状況が変わらないのではと思う。

前に仕事でたくさんお世話になった方からは「求められたものに答え続けることが仕事である」と言われたことがある。その求められたものは常に具体的なわけではなく、時に抽象的であいまいなこともある。しかし、それを汲み取り、推察して解をだす、これができることが必要であると教わった。

だからこそ、選挙では一体この人たちは何が見えていて、より最適に解を出してくれるのか、期待を持たせてくれるのか、これらが問われてもいいのではないだろうか。

誰がやっても変わらないのは、選ぶ目が変わらないからでもある。どうせ変わらないと思って、目を離している間に状況が良くなることはなく、かえってさらに悪化することもある。期待していなくても、望みがなくても、そこで暮らして、税金を払い、住民サービスを受けている以上、関係がないことはないだろう。

選挙は一部の人たちのためのイベントでもお祭りでもない。政治家と有権者が相互にこれまでがどうだったのか、これからをどうしたいのかをすり合わせていくためのものだと思うし、そうであってほしいと願っている。


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