多銘柄少数投資の道-1-どんな投資をしたいのか?

私も株式投資を始めた当初、様々なブログやネット上の情報をあさっていた。良く分からない単語も多く、一回調べても忘れてしまい、今ではすぐに読んでわかる記事も読み込むのに4倍近く時間がかかっていた。

その中で多くが、選別しぬいた銘柄にある程度分散投資をする、という方法だった。

テーマやトレンド、選び方はたくさんあるが、分散する良さは乱高下する相場の中、非常によくわかった。

私の場合は、意図せず気になった銘柄や興味深そうというところを集めていたら、多銘柄少数という構成のポートフォリオが出来上がっていた。

豪華な選抜メンバーによるフルコースというよりも、色々なものを少しずつ味わう幕の内弁当とか、おせちとかそちらに近いイメージである。

私のポートフォリオの中は、応援したい(技術やサービス)系統・手堅い系統・しっかりと値上がりを期待する系統の銘柄がそれぞれ5銘柄程度ずつある。

もちろん、資産形成として増やしていくことも目的ではあるが、様々な社会課題の多い今だからこそ応援したい企業もたくさんある。私では少額でしか応援できないが、その企業が技術やサービスについて取り上げられたり、プラスのニュースがでれば一緒に成長できたような喜びを得ることができる。それが実は一番の楽しみである。というか、その楽しみがあるからこそ、下げているとき、落ち込んでもその時を待って期待を持ち続けられる。

老後2000万円の話など、自分の将来に不安を覚えて資産形成を考えるのも必要だが、それだけでは株価の上下に一喜一憂、短期的になりすぎてしまう。だからこそ、少しそこではない自分のモチベーションを作ることで長期的な目線を取り戻せるのではないだろうか。。。


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