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ラッキーナンバーは自分で決める

今日は、友人の子どもとのお話です。

ラッキーナンバーありますか?

私のラッキーナンバーというか、よく選ぶ数字は「6」です。
単純に誕生月だからなのですが、2でも3でも割れて収まりが良いのも気に入っています。偶数のほうが好き。
ラッキーナンバーって、こうやって「なんとなく好き」「なんとなくいいことがある気がする」など、生活の中や選択する場面で自分で0~9の数字を選ぶんだと思っていたんです。

「あなたのラッキーナンバーはこれ!」

ちょっと不思議だったのですが、小学2年生の女の子と話していた時…
「私のラッキーナンバーは6なんだって!」と言われ、
「あ、一緒だね!私も6だよ、私たち6月生まれだしね!」と返すと…
「えー?おねえちゃんは3だよ?」 ……え?どういうこと?
おばあちゃんに買ってもらった、女の子が好きそうな占いやおまじないを詰め込んだ本の中に、あなたのラッキーナンバーとカラーが366日分載っていたのでした。
昔からあったとは思いますが、1日ごとに「この日に生まれたあなたのラッキーナンバーはこれだからねっ!!!」と決めてくれるのに、ちょっと驚きなのでした。
この日に生まれたあなたは○○な人で、この色がいい、数字はこれ…すべて決められてしまっているのは不思議です。

決めてもらいたいし、与えられたい、教えてほしい

でも、わからなくないんです。
大人だって、自分が着る服すら人に決めてもらいます。好き < 似合っているか(変じゃないか?)が大切。
あなたの肌に似合う色はこれ!あなたの骨格に合う服はこれ!あなたの身長なら…と、なんでもプロに頼めば、失敗はしません。
ちぐはぐなかっこうで恥をかいたり、無駄な買い物をして散在することもありません。
わかっている人に頼んでしまえば、初めから整った自分ができます。
お金のことだって、ファイナンシャルプランナーがいるし、いろんなコンサルタントサービスがあります。
選択肢は無限にあふれ続けるのに、私たちの生きられる時間は有限です。
だったら失敗したり後悔したくない。そんな気持ちから、選択を人にゆだねることが多くなっている気がします。

与えられるのではなく、自分で決めてほしいな

与えられることは楽ですが、それでもやっぱり、選んで失敗して、後悔して、また選ぶ…些細な繰り返しの中で、ゲン担ぎのナンバーがあったり、自分なりのジンクスが生まれるのではないでしょうか。
転ばぬ先の杖?小さいときにいっぱい転んで、試行錯誤で乗り越えたり、ラッキーエピソードを蓄えながら大人になってほしいな、と思うのは、大人の大きなお世話なのでしょうかね。


ラッキーナンバーの話から、少しズレて大それたことになっちゃったかな…とは思いますが、やっぱりラッキーナンバーは自分が決める!なんだと思うんです。
人から教えてもらうこと、自分の経験から感じていくことって違うと思う。
私だって、いい歳になってるけど、毎日試行錯誤で育っていってるんだ。

お読みいただきありがとうございました。


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