みずのり

みずのりのコトコト煮こごり。 Twitterのつぶやきを、noteでもう少しこねくり回し言語化するぞと決意したアラサーなオタク。基本的には趣味のことを書くつもり。おひとり様/ミニマリスト/観劇/旅行/短歌

みずのり

みずのりのコトコト煮こごり。 Twitterのつぶやきを、noteでもう少しこねくり回し言語化するぞと決意したアラサーなオタク。基本的には趣味のことを書くつもり。おひとり様/ミニマリスト/観劇/旅行/短歌

マガジン

  • アラサー審神者のぐるりJR九州一周旅

    みずのりは決意した。このnoteは、転職による有休消化と刀ミュ北九州公演千秋楽参戦予定をいいことにJR九州を一周することにした鹿児島在住アラサー審神者の一人旅の記録です。

  • みずのり短歌拾遺集

    私が細々と作った短歌が読めます。 連作短歌を10首くらいで作ってみたい。

最近の記事

私が2020年に観た舞台・ライブ・映画をコロナ対策面を中心に時系列順に振り返る

新型コロナウイルスで世界が揺らいだ2020年。 エンターテインメント業界は不要不急とされ、多くの公演が中止や延期を余儀なくされました。またこの1年で、素晴らしい役者を亡くす事例が何件もありました。しかしこんな状況だからだったこそ、エンタメの力をより大きく感じた1年でもありました。 人によっては不謹慎だと感じるかもしれませんが、都内住み現場重視のオタクである私が2020年に出かけた公演を、この機会に現場のコロナ対策や自分・観客の意識面をメインに時系列順に振り返って書き留めて

    • 科白劇 舞台刀剣乱舞/灯 考察その1 "特命調査"と"実験場"と"物語"

      今回の科白劇はどうしてもチケットを手に入れることが叶わず、ディレイ配信にてようやく視聴しました。刀ステそのもののボリュームが増えていくことで前提条件も増えて大変なんですが、過去の自身やSNS上でみた考察なども踏まえながら今回も自分のための言語化として投稿していきたいと思います。 この特命調査は本当に特命調査か?前作の維伝・今作の科白劇と特命調査にかかわる出陣をした刀ステ本丸は、疑問を持ち始めます。この特命調査は本当に特命調査なのか?と。師子王が聞いた小烏丸の言葉を借りれば刀

      • 『買う』という名の選択と向き合え。

        コロナウイルスの影響で、現場に行きたいタイプのオタクである私は舞台やライブの予定がことごとく中止となり、ここ最近は払戻金の振込を待っている。その一方で、未来に希望を持ちながらまた1枚先行抽選の申込を行う…そんな日々を送っている。 社会が日々急速に変化する中で、今私が猛烈に考えているのがこれからの私たちの消費行動について。 明日からの生活もままならなくなっている人がいるのにそんなことを考えているのか。今までは推しに貢ぐのが生きがいだったけど自分も今後どうなるか不安だ…など色

        • アラサー審神者のぐるりJR九州一周旅【〜宮崎編】

          まず向かったのは鹿児島神宮。しずしずと参拝を終え、社務所で御朱印を頂く。御朱印は参拝をした後に頂くものだと思っているのだが「もう参拝は済まされましたか?」と聞かれてしまった。御朱印を求める人が増えたことで、先に預けた方が神社にありがたい場合もあるだろう。まだまだ御朱印ビギナーなのだが、今後は先に社務所をのぞいて確認した方がよさそうだ。 頂いた御朱印はこちら。生真面目な文字が愛しい。 御朱印を待つ間に、境内の雨の社にも参拝をしておく。雨女なのでこの旅も天気を心配していたのだ

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        • アラサー審神者のぐるりJR九州一周旅
          2本
        • みずのり短歌拾遺集
          4本

        記事

          今日だけの音楽と坂本真綾と私。(カウントダウンライブレポ)

          今更ながら年末に坂本真綾さんのカウントダウンライブに行ってきたレポです。ファン歴は長いのに今回初参戦だったので積年の思いが募って咀嚼に時間がかかりました…でも好きだからやっぱり言語化したくて…。 坂本真綾との出会い 私と坂本真綾さんとの出会いは、アラサーの多くがそうであるようにカードキャプターさくらのOP「プラチナ」でした。当時小学生だった私は歌手のことなど気にも留めていなかったのですが、その後ツバサのED「ループ」に出会った時に同じ歌手の人だ!と存在を認識し、人生で初め

          今日だけの音楽と坂本真綾と私。(カウントダウンライブレポ)

          歌合という手法を刀ミュが取った先で望む未来。

          ミュージカル刀剣乱舞、新作のチケ大戦争が始まりましたね…!!!去年は友人に甘えていたのですが、今回は自名義で1公演手に入れることができてほっとしています。 歌合も埼玉公演に参戦してきました。 目の前で蜂須賀が柵にのりあげ、鶴丸がハイジャンプかましていったので心がこんぺいとうでこんぺいとうだったのですが(伝われ)最高でしたね(´;ω;`) 考察面はネット上の集合知に任せるとして、今回は一舞台好きとして刀ミュが今回歌合という手法を取ったことを私たちはどう捉えるべきなのかについ

          歌合という手法を刀ミュが取った先で望む未来。

          舞台刀剣乱舞 維伝 朧の志士たち 考察その2

          考察その1で維伝で円環に囚われているのは三日月ではない?と書きましたが、関連してあの時間遡行軍について考えると維伝って義伝トゥルーエンドへの布石だったのでは?と考え出した諸々(長文です) 舞台刀剣乱舞という作品は、虚伝の初演と再演の演技の差やキャス変、悲伝のルート分岐など様々な面で「同じじゃない」と感じる演出が用いられています。その積み重ねで今作は刀ステ二部の幕開けになる訳ですが、虚伝〜慈伝までの刀ステ一部は同じ本丸の別の時間軸の物語を切り貼りしているのでは?という全体像が

          舞台刀剣乱舞 維伝 朧の志士たち 考察その2

          舞台刀剣乱舞 維伝 朧の志士たち 考察その1

          まだ別記事の旅行記を完結させていないのですが、刀ステ維伝見てきました!!!semtどういう事だ!!!と叫びたいですが感想自体は別の機会に書くとして。 東京凱旋公演で2回目の観劇機会があるので、2回目を観る前に現時点での刀ステ考察をまとめておきます。ネタバレを大いに含むので観劇前及び今作のパンフレット未読の方は十分自衛してください。 そして長いので考察も分けます!!!(同じ内容をふせったーを使ってTwitterにも呟いているので、ネットの大海で出会ったらそっといいねしてくれる

          舞台刀剣乱舞 維伝 朧の志士たち 考察その1

          【みずのり短歌004】天地創造

          古事記読み 終えた私の 住む世界 ハクセキレイに ピンクのフィルタ

          【みずのり短歌004】天地創造

          【みずのり短歌003】骨

          大腿骨 頚椎踵骨 頭蓋骨 拾う骨の名 呼ぶ我の生

          【みずのり短歌003】骨

          アラサー審神者のぐるりJR九州一周旅【準備編】

          このnoteは転職による有休消化と刀ミュ北九州公演千秋楽参戦予定をいいことに、JR九州を一周することにした鹿児島在住アラサー審神者の一人旅の記録です。 ことの発端は去年の5月。 金券ショップで期限間近のJR九州株主優待券が安く売り出されているのを見かけたことでした。有効に活用する手段として「一筆書き片道切符※」の存在を知り、お得な旅に目がないわたしの「いつかやってみたい旅」の引きだしにそっと閉まっていたのでした。 ※JRの運賃算出の都合上、長距離になるほど距離あたりの運賃

          アラサー審神者のぐるりJR九州一周旅【準備編】

          夏と従姉妹の息子と私

          ※このnoteは倫理的にグレーゾーンな欲求を書いたりしているので、苦手な方は自衛をお願いします。 同い歳の従姉妹の子どもに会ってきた。生後半年を過ぎて、まだハイハイはしていない。首は据わっているけれど、どこかにうろうろすることも無い。赤ちゃんらしさを存分に楽しめる頃合いだ。 「食べちゃいたいほど可愛い」という言葉があるが、色々な肉を食べていると知的好奇心から人肉というのはどのような味なのだろうかと考えることはないだろうか。私はよくある。 もちろん倫理的にアウトなので、そ

          夏と従姉妹の息子と私

          【みずのり短歌002】ひとり

          いい人は いないのの声 かいくぐり 私はゆくわ 駆けろユニコーン

          【みずのり短歌002】ひとり

          【みずのり短歌001】生命

          身から出た 錆の塊 部屋の隅 あまたの蛆の 母となりけり

          【みずのり短歌001】生命

          大人になって知る、母の老いと父の魅力

          家族、特に両親との関係性というのは、人生において死ぬまでついてまわる重しのようなものだと思っている。それは周囲の人間と話していても価値観やトラウマの形成に関与していると如実に分かる場合があり、良くも悪くも人間観察が好きな人間の楽しみ方のひとつだ。 幸いにも私はまだあの「親父にもぶたれたことないのに!」ネタが使える側の人間であるが、それでもついてまわる悩みというのは存在する。とにかく両親は、距離が近すぎるのだ。 私の転機は大学受験の時だった。 センター試験の結果があまり思わ

          大人になって知る、母の老いと父の魅力

          霧の向こうの…

          白い白い霧の中。髪の毛はもう潮でガビガビ、昨日の酒はまだ残り、夜冷えで腹が冷えたようだ。 最悪。マジ無理。 口から出るそんな言葉とは裏腹に、レインウェアを着込んで崖っぷちに座り込んだ私は霧の向こうの存在を声から感じ取り、その日も双眼鏡を眼にあて萎びた野帳にメモをとる。夏場に一週間無人島に泊まり込む、アザラシ生息数の調査だ。 早朝から30分に1度、アザラシを目視で数え、数や行動を記録する。くるくる回るのはラッコ。かわいいからおまけでメモをとる。 調査を終える昼前には、ア

          霧の向こうの…