深酒後の夜行バス|名古屋2011
飲み会後の夜行バス
名古屋まで夜行バスで向かうことにした。その時間は6.5時間。夜行バスとしてはちょいと短めなので、東京を出る時間も24時すぎ。
どうせ24時過ぎの出発だからということで、友人らとともに飲み会を敢行し、そのまま1人バスに乗車。気持ちよく寝られる、と思った。
名古屋に着く直前で気分が悪い。
もう少しだったのだが、と思ったところで後の祭り。青白い顔でふらふらと名古屋へと降り立った。二日酔い+バス酔い+寝不足というコンボは、予想以上に体にダメージがある。
瀕死のまま、予約していたレンタサイクルを借りて名古屋城へ。
名古屋城 鯱
名古屋城は言わずと知れた名古屋のシンボル。徳川家康が築城して以降、尾張徳川家の居城として使われていた。第二次大戦中の空襲により天守が燃えてしまったのが非常に残念だが、金鯱はじめ、名古屋城のメインを見ることはできる。
名古屋城築城にあたっては、戦国期のオールスターが関わっているので、そこかしこに戦国武将の像やら看板やらが並んでいる。さすが尾張名古屋は城でもつ。
なお名古屋城には、多くの論争を巻き起こした「エレベーター」がある。はっきり言ってしまえば台無しの代物だが、某団体の圧によりつけられたものらしい。一歩譲ってエレベーターを設置するにしても、もっとなんとかならなかったのか。
名古屋城内の広場では、火縄銃鉄砲隊の射撃実演を見ることができた。火をつけてから弾が発射されるまでのなんとも言えない間が、火縄銃らしくて大変いい。
鉄砲隊に続いて、名古屋おもてなし武将隊の演舞。別名イケメン武将隊という、あけすけな別名を持つが、全国のおもてなし武将隊は、この名古屋の成功から広まったものだそうなので、かなりの成功例なのだろう。
熱田神宮 エピソードに事欠かない
名古屋城の後、熱田神宮へ。三種の神器の一つである草薙の剣を奉祀する神社で、古事記・古今和歌集などの原本を所有するなど、歴史の教科書情報が満載。さらには、桶狭間の戦いに赴く信長が立ち寄った場所としても有名で、エピソードに事欠かない。
熱田神宮の参拝を終え、東京へと帰る時間。なぜかこの日は「在来線で帰る」ことを選択し、のんびりまったり在来線で帰ることにした。
そして、気の遠くなる長さを感じる静岡県を抜けたあたりで、ようやく二日酔いも治まった。
旅の前の飲み過ぎには気をつけよう。(飲まないとは言っていない。)
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