砂の鳥取|鳥取2018
隠岐 行って戻ってくる
当日の朝に思い立って、夜行バスを予約。仕事の後に大急ぎで夜行バスに乗り込む。向かった先は米子。今回は鳥取を制覇する移動だ。
寝たか寝ないか分からない夜行バスを経て、米子に到着後に向かった先は新見。いきなり鳥取ではないが、以前の旅で取りこぼしがあった場所だ。位置情報さえ取れれば用は無いので、さくっと折り返して再び鳥取内へと戻る。
まず向かった先は境港。水木しげるロードで有名な場所で、あちこちに水木しげる先生の書いた妖怪たちが見られる。猛烈な水木しげる推しの街だ。
ただ今回の旅、境港ではまだまだ終われない。なぜならここから隠岐の島まで位置情報を取りにいかねばならないのだ。そして隠岐の島は島根県なので、再び鳥取ではない。
数時間の船旅を経て隠岐の島、西郷港に上陸。さて隠岐の観光を・・・
しないで、乗ってきたフェリーに再び乗船。滞在時間5分ほど。
隠岐の島、ジオパークに指定されている自然豊かな場所だが、それゆえ、車がないと何もできない。バスやタクシーもあるだろうが、とにかく鳥取を制覇するためには、時間が惜しいのだ。
ということで、隠岐土産の位置情報を獲得した僕は、再び本土へと戻ってきた。バスと電車を乗り継ぎ、再び米子へ。そして山陰本線でようやく鳥取市入りを果たす。
鳥取に着いたのはすでに夕刻。この日は1日移動に次ぐ移動で、今回の位置情報ノルマはすでに達成。翌日こそは真面目に観光をするため、早めに就寝。
鳥取 砂
翌朝、早朝から鳥取砂丘へ。鳥取の代名詞的な場所だ。砂漠ではなく海岸砂丘だし、砂丘の規模としても日本1位ではないし、意外と緑化が進行しているが、知名度抜群の鳥取砂丘だ。
鳥取砂丘、知名度に恥じない、ここでしか見られない風景が堪能できるので、素晴らしい場所。
天候にも恵まれたこともあるが、これだけ広大な砂だらけの場所は、日本はここだけだろう。砂丘というだけあって、結構な高低差があり、上り下りはかなり大変だが、そんな苦労もいい経験だ。
水溜りもあり、緑化しているところもあるが、唯一無二という意味で楽しい。
砂丘の隣には、世界でも珍しい、砂の美術館へ。年ごとに世界各地をテーマにした砂像が展示されている。このときの展示は「北欧」
雄大な自然と、可愛らしい建築、バイキングと北欧神話などが、すべて砂の彫刻で表現されている。全てが砂とは思えない、繊細な彫像の数々。
一般的な金属の彫像とはまた違い、一見もろそうに見える砂で作られた砂像は、独特の柔らかな印象があった。砂像ならではの期間限定な芸術作品が面白い。今、このときでないと見られないというのが楽しい。
鳥取は、47都道府県の中で、人口がぶっちぎりの最下位ではあるが、他にはない特徴的なものがあるのが面白い。
その大半は「砂」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?