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Facebookの非広告収入、前年度同期から80%増。「主にOculusが牽引」

2020年4/29(太平洋時間)Facebookは2020年第1四半期の決算説明会で最新の財務状況の概要を説明し、Oculus製品が非広告収入の2億7,700万ドルの主要な貢献者であると述べました。

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Facebookは広告収入の大部分を占めていますが、Oculusハードウェアとソフトウェア、ポータルビデオ通話製品などの販売を含む非広告収入も個別に報告しています。

FacebookのCFOであるデビッドウェナー氏は、非広告収入は前年比80%増の2億9,700万ドルに達したと語っており、この増加は「主にOculus製品の販売によるもの」であるとも述べました。また2019年5月にOculus Questの販売を開始し、その売れ行きが好調であることも改めて触れています。経費部門では、FacebookのR&Dコストは前年比で40%増加しており、その増加は「主にコア製品への投資と、特にAR/VRにおけるイノベーションへの取り組みによってもたらされた」と語りました。

一方、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は参加者から新型コロナウイルスの影響下におけるOculus製品の魅力について質問を受け、以下のように答えています。

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VRという面ではこれまでの長期的なビジョンであった「Oculus Quest」は私たちの期待以上の成果を上げています。この時期にもっと多くのVR製品を、更にスピード感を持って造ることが出来ればと思っています。Oculus Questでも、他のソフトウェアでも、「物理的に一緒にいられなくても存在感を感じられるようなテクノロジー」は、コロナウイルスの感染拡大予防対策の中で、特に利用が急増していると思います。コロナウイルスの影響で、VRやARのトレンドが加速する可能性はありますが、長期的にどうなるかはわかりません。しかし、Oculus Questの動向については非常に満足していますし、もっと多くの製品を作ることができればと思っています。

昨年のOculus Quest開始後、コロナウイルスが発生するかなり前にも、ザッカーバーグ氏は「最大限のスピードで製造し、販売する」と語っていました。2019年の年末商戦ではQuest(とある程度はRift S)の在庫を見つけるのが難しくなり、年明け直後にはコロナウイルスがOculusのヘッドセットの在庫に影響を与え始め、2月以降は更に購入が困難になっています。

ザッカーバーグ氏の「最大限のスピードで製造し、販売する」という発言が、この市場の需要を満たしたいという思いを物語っているのは明らかです。

ザッカーバーグのコメントが、同社が見ている需要を満たすことへの欲求を物語っているのは明らかです。2019年のホリデーショッピング期間が近づくにつれ、Quest(およびある程度はRift S)の在庫を見つけるのがますます難しくなりました。休暇の直後、コロナウイルスがOculusのヘッドセットの可用性に影響を及ぼし始め、2月以降、Oculusまたは小売店から直接ヘッドセットを購入することは非常に困難になりました。「より速く」できるようにしたいというザッカーバーグのコメントが、同社が見ている需要を満たすことへの欲求を物語っているのは明らかです。

アメリカメディア「Road to VR」の調査によると、Oculus Questの在庫は今週に入ってやや復活したが、Oculus Rift Sについてはいまだに在庫切れが続いているようだとしています。



参考:https://www.roadtovr.com/facebooks-non-advertising-revenue-primarily-driven-oculus-80-year-year-297m/

関連:https://investor.fb.com/investor-events/event-details/2020/Facebook-Q1-2020-Earnings/default.aspx

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