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「機械学習用データ撮影サービス」って?
こんにちは、野本です。
今回は、機械学習用データの撮りおろし撮影を行っている、撮影サービス担当・鈴木にインタビューしてみました。
撮影サービスとは何か?の他に、外部に依頼するとどういう流れで撮影が進むのか、また、撮影依頼時の注意事項も聞いてみました!
これからデータ撮影を検討している方の参考になれば幸いです。
――早速、PIXTAの機械学習用データ撮影サービスについて教えてください。
PIXTAの撮影サービスでは、機械学習のためのデータ撮影に必要な準備をすべてサポートしています。お客様からヒアリングした内容を基に、撮影案を提案し、必要な手配を行います。たとえば、モデルやロケーションの選定はもちろん、必要に応じてスタイリストの手配も可能です。お客様が“こんな画像や動画が欲しい”という希望を伝えていただければ、具体的な形にしていくのが私たちの役割です。
――PIXTAのサービスならではの強みは何ですか?
権利周りの対応力です。
撮影にはモデルやカメラマンなど多くの権利者が関わりますが、PIXTAではストックフォト運営のノウハウを活かし、商用利用に問題のない被写体を手配しています。
たとえば人物撮影の場合、ストックフォトの撮影とは異なり、機械学習用のデータにはモデルの外見的な特徴よりも、データ条件にあうに必要な人数や年齢・性別のバランスをとることが求めらます。どのような被写体条件・人数であっても、PIXTA側でしっかりと条件を交渉し、合意したモデルだけを手配するようにしています。一般の撮影では難しい人物撮影にも柔軟に対応できるのが私たちの強みです。
また、権利処理がクリアになっていることで、利用期限に縛られることなくデータを活用していただけます。せっかく撮影したのに利用期限があると使いづらいと思います。撮影場所や被写体、カメラマンなど、撮影に関わる全ての権利者の権利処理をPIXTAにお任せいただくことで、使いやすいデータセットの調達を実現いたします。
――これまでの撮影事例についても教えてください。
2事例ご紹介します。
1つ目はバス車内を再現した撮影です。監視カメラ開発に使用されるデータを想定していましたので、監視カメラに近い画質・画角のカメラや、バス車体、乗客役の被写体を用意して1日で撮影を行いました。撮影時間は8時間で、指定されたアクションを40シーンほど撮影。8アングルから撮影を進め、最終的に1時間分の動画データを納品しました。
2つ目は特定の年齢層のみを対象とした撮影です。高校生のみを対象とした撮影で、男女比を考慮した10名のモデルを起用し、400のシーンを撮影しました。2台の撮影機材を使用して、約2000点の写真を撮影しました。
――実際に撮影を依頼する場合、どのような流れになりますか?
お問い合わせいただいた後、まずヒアリングを行い、概算見積もりをお出しします。その後、具体的な仕様を決定して契約を結びます。契約成立後に撮影準備を開始し、必要な被写体や撮影機材、ロケーションの手配を進めます。撮影が完了したら、データを納品するという流れです。
撮影の際にお願いしたいのは、撮影したいデータのイメージをなるべく明確にしていただくことです。もちろん、ヒアリングを通じてより具体的にしていくお手伝いをいたしますが、ご希望の画角や動作の共有が曖昧だと、想定時間内に撮り切れない場合があります。
また、被写体や環境の状態がどうしても理想的にならない場合の許容範囲を事前にお伝えいただけると、よりスムーズに進められます。
「こういうことはできるのかな?」、「費用的にも時間的にもだめかも…」と思うことでも、まずは遠慮なく理想形を全てお話いただければと思います。
――撮影を検討している方にメッセージをお願いします。
初めて撮影される場合は何かとわからないことがあると思いますし、撮影に慣れていらっしゃる場合は失敗しないためにどうすればよいか?で悩まれることもあると思います。
データ撮影に関して分からないことや不安がある場合は、ぜひ気軽にお問い合わせください。
「撮影したいデータのイメージをなるべく明確にして」と言いましたが、やりたいことや必要なデータについてお知らせいただければ、撮影案や見積もりをわたくしたちがご提案します。
見積もりは無料ですので、まずはお気軽にご相談いただければと思います!
――鈴木さん、ありがとうございました!
PIXTAでは、撮影までの具体的な準備・段取りや、権利に関する注意点に関する、無料のお役立ち資料を配布しています。
是非ダウンロードしてご活用ください。
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