Track#1:死ぬ前にたった一度だけでいい
ピチカート・ファイヴのアルバム"over dose"の最後のナンバー。
「陽の当たる大通り」という曲がある。明るく軽快な曲調で、素敵に愛されることを夢みる女の子が歌うような雰囲気。暖かな春にパステルカラーのワンピースを着て、ペーブメントタイルの上を、お気に入りのスニーカーを履いて歩いていく感じ。そういう無邪気なデイドリーマーの歌だと思う。
でも、この曲を私が初めて知ったのはキリンジのカヴァーの方だった。ピチカート・ファイヴとは一転して、スローなピアノにゆっくりとした独白の