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ある日の日記 2021年10月
インスタの🔒付日記より。
2021年10月8日
台風一過。
昨日家を出てからすぐに、相方から『正直しんどい』的な心中を吐露するかのようなメッセージが届いた。この2年で初めてのことかなと思えただけに、どうやって返事を返したものか、と思いながら新幹線に乗ると、予約した席(窓側)の隣に人が座っていた。もっと周りにスペースが欲しいと思ったので、隣の号車に移動してみたら、ガラ空きだったので、周りに誰もいない席に落ち着く。
相方からの文面をもう一度読みながら、いつもわたしなら恐らく『どんな言葉をかけたらよいのか』を考えあぐねるのだけれど、相方の言葉から感じる悲痛さに、そんな言葉がまず第一に見つからないのと、わたしなりに送られてきた言葉に刻まれた気持ちを感じざるを得ないというか、そんなことが自分に起きていた。自分のプロセスも重なってか、まあしばらく泣けた。特に、これまでの相方からのメッセージからはまず目にすることのなかった、helpless という言葉から目が離せなかった。よくわからないけれど、父の顔も浮かんできたりもした。窓の景色に目をやりながら、しばらく静かに涙が流れるままにしておいた。正直、心地の悪い時間だった。相方には、自分の気持ちが彼と共にあることだけを言葉にして送った。短い文章で、それが精一杯だった。上っ面な言葉だけは絶対送りたくなかった。
夜中になって、顔を見て話した。しばらく眠ったあとのようで、あくびを何度もしながら時々冗談を言いながら笑顔も見れて、それだけのことだけど、わたしの中でとてつもなく安堵した感覚があった。
この手の心配や安堵の感覚を感じるたびに、なぜかわたしの脳裏には戦争が浮かんでしまう。一体何の戦争にわたしも相方も巻き込まれているんだろう?と思ってしまうのだ。そう思うと同時に、悲しみというよりは哀しみの感情が湧き出してくる。自分の中に、親や祖父母からの感情が流れてきているのが、座のセオリーを学んで体感した今だからこそ、確信できる。
このわたしの中のダーク・ワールドが、今日もわたしを座に向かわせるんだなあ。ザビエから何百回と聞いたであろう、
The 8th house is SO deep.
8ハウスはとてつもなく深い。
というフレーズが脳内再生される。
Welcome to my Plutonian side of the world.
わたしの冥界へようこそ。
画像は夏子の作品で、愛の種という名前だそう。愛の種が育つんだよ、と話してくれた。育ってるなあ、と思う朝。
自分の、周りの愛する人たちのプロセスが尊い。
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