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良いボランチは、よく走ります

Writer

望月航介

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前回は、個人はその個人と比較していく話でした。

その上で今回は、選手のパフォーマンスを評価する上で、ポジションによっても評価の仕方は違いますという話です。

結論から先に申し上げますと、C F(センターフォワード)とC B(センターバック)以外は走れないといけません。

C Fと言っても、長身で必ずボールを収めて時間を作れる選手もしくは、メッシのように1試合あたりの得点率が1以上あるような選手のことです。それ以外の特徴のFWの選手は走れた方がいいです。これはサッカーのスタイルに関係なく、サッカーという競技において必要だと思う評価です。

これは強いチームになるには必須です。強いチームでC BとC F以外が走れていないチームはありません。その中でもボランチ、インサイドハーフがチームで1番手、ウイング、サイドハーフ、サイドバックが2番手の順で走れている傾向になります。

この後にも言及しますが、たまに言われる良いボランチは走らないという評価があります。これは完全な間違いです。断言します。良くないボランチが走らないのはいっぱい見ましたが、良いボランチが走らないデータは1回も見たことはありません。

ボランチに限らず、良くボールに関わる選手はあまり走っていないということもありません。良く関わるということは事前に動いている結果です。基本的に見ている人はボールを追っていて、全選手のオフザボールをチェックしている人なんていません。全員なんてチェックできません。人は見えているものを、知っていることからしか判断できないんです。

全然走らず、ボールと関わって、結果を出しているのは地球上でメッシしかいません。

ポジション別評価

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