毎日の指導に、客観的な評価を加えてみる。
Writer
望月航介
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数字の意味を考える前に
今回は、皆さんがこれから指導していく中で、選手を評価する中で、ほんの少しでもいいから、一つでもいいから、客観的な数字、データを取り入れる事で、選手を見る目、世界観が変わりますよというお話です。
それはチームの再現性を持った選手の育成や大袈裟に言えば、ブラック部活や、補欠問題、理不尽な指導を改善する具体的なきっかけになるかもしれません。少なくとも僕はそう願っています。
この記事を読んでくださっている方は、サッカーだけではなく、様々な競技の特に現場に関わって仕事をしている、もしくは学んでいる学生さんもしくは親御さんなどではないでしょうか。
スポーツを仕事にしたい、スポーツ業界に就職したい、目の前の選手をよくしたいなどのきっかけがあったと思います。
僕にもスポーツに、サッカーに関わる仕事、特に現場の仕事に着きたいと思ったきっかけとなった出来事があります。
小学生の時、少年野球チームに所属していました。
毎回、準備体操から始まります。
ある日のこと、体操中に監督から集合がかかります。
「声が出ていない。俺がいいと言うまで、全員走れ。」
?
小学生だからなのか、小学生でもなのか、「何で?」って思いました。
もちろんそんなこと言える筈もなく延々と走りました。
そんな事言ったら、俺なんて‥と皆さんも理不尽なエピソードはあると思います。
何で声が出てなかったら走らなくてはいけないのか?そもそも体操で大きな声を出す必要はあるのか?声が出ていなければ罰があると仮定して、なぜ走りなのか?何周とかではなくて、なぜ監督がいいと言うまでなのか?
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