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空港からホテルまで-DAY1 【ロンドン・パリ親子旅】 #2
以前から「ルーブル美術館に行きたい」と言っていた中学3年長男と2人で満を持して「パリ」に行くことにしました。パリまで行くんだったら、ついでにロンドンも!となり、ロンドン2泊・パリ3泊の親子旅が実現。とても思い出深い旅になりました。
※これは2019年に長男とロンドン・パリ旅行した時の記録です。
1日目:香港を経由してロンドンへ、大英博物館と自然史博物館 ←ココ
2日目:ワーナーブラザーズスタジオツアー メイキング オブ ハリー ポッター
3日目:ユーロスターでディズニーランドパリへ
4日目:ウォルトディズニースタジオパリとルーブル美術館
5日目:アトリエ デ リュミエールとパリ観光
6日目:「モンパルナスで朝食を」からの帰国
ガトウィック空港から電車で移動
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ロンドン ガトウィック 空港に到着。
この空港に来るのは人生2度目(前回は7年前、ここからスペイン・マラガまで飛びました)
ロンドン到着が近くなって、飛行機の機内で「そういえば、入国カード書いてないけど・・・」と気づいた。周りを見回しても誰もカードは持ってない様子。まぁ、その時になったらその場で書いたらいいやと思って、入国審査場へ。
なんと、こちらも顔認証ゲートだ!
パスポートをスキャンして顔を認識させたらゲートが開いて入国完了!未来じゃん!いつのまに未来になってたの??英語で質問もされないし、待ち時間もナッシンング!楽チン入国でした。
荷物を受け取って、階段を降りるとエリザベス女王がお出迎えしてくれます。若かりし頃の女王さま、美しいですね。今も素敵です。
ロンドン市内へは「ガトウィックエクスプレス Gatwick Express」で移動します。自動販売機でチケットを購入。
ガトウィックエクスプレスの料金
大人(16歳以上):19.9ポンド、2,970円
子供(5-15歳) :9.95ポンド、1,400円
5歳未満は無料
※2019年当時の料金と為替レートです
クレジットカードが使えるので現金がなくても大丈夫です。(今回のヨーロッパ旅行ではほとんど現金を使いませんでした。)
事前にomioなどでチケットを取っておくとお安くなると思います。
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電車は15分おきに出発しているので、急ぐ必要はありません。電光掲示板の時刻表を見てプラットホームの番号を確認。ホームへ向かいます。すでに電車は停まっていましたが、扉は閉まっています。どうやら自分で開ける必要があるようです。どの車両に乗っていいものか?わからなかったのですが、適当に目の前の車両に乗り込みました。
「ここでいいの?」
心配性の長男が聞きます。
あんまり豪華なシートじゃないからここがStandard Classでしょう。知らんけど。大きな荷物を置く場所は・・・・それもどこにあるのかわからなかったので、座席に押し込んでむりくり2人で座りました。
ガトウィック 空港駅からヴィクトリア駅まで約30分。
天気もよくて、のどかな風景が続きます。
途中、車掌さんが切符の検札にきました。何も言われなかったのでStandard Classの車両で間違いなかったようです。
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ヴィクトリア駅間近になると急に都会の雰囲気に。
あっという間に到着しました。時刻は9時。
ヴィクトリア駅に到着!
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ヴィクトリア駅大きいですね~。
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とりあえず荷物を預かってもらいにホテルへ向かいます。
1日目はダブルツリーバイヒルトンヴィクトリア
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歩いていると左手にアポロ劇場発見。「Wicked」観たかったなぁ。本日、日曜日は休演なのが残念。アポロ劇場前を通りすぎ、裏通り的な雰囲気の道を進みます。ホテルっぽい建物がないけど、地図上ではもう見えるはずの位置にきています。!?あのビジネスホテルみたいなビルが!?近づくと確かにダブルツリーバイヒルトン。寂れた感じに「ここって裏口なんじゃ?」っと一瞬躊躇しましたが、ここが入り口で間違いありませんでした。
入り口近くにいたホテルマンに、今日予約しているけど、荷物を預かってもらえるか聞いてみると「まずはフロントでチェックインできるか聞いてみて。荷物は預かっとくよ」とのこと。フロントで受付を済ませます。
安い予約だったので、本当に泊まれるのかちょっとドキドキ。
お髭が素敵なお兄さんが言うには・・・
「まだ部屋の準備ができてない。
チェックインタイムは15時だから、また15時にきてね。
これ、クッキー、ナッツが入ってるよ。食べてね。」
っとクッキーを2枚渡されました。
荷物のところまで戻ると、先ほどのお兄ちゃんが「どう?チェックインできた?」と聞いてきます。「できませんでしたー」と返答すると「OH~」
仕方なく、荷物だけ預けて、引き換えの札をもらい、ロンドンの街に出かけます。
大英博物館を目指します!
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ホテルを出て、先ほど到着したヴィクトリア駅へ戻ります。
7年前、ロンドンを訪問した時に購入したオイスターカードを今回の旅行でも使おうと持ってきていたので、10ポンドチャージしました。
それから、大英博物館へ行くための経路を調べるために、改札横にあった路線図を眺めていたら、女性に声をかけられました。
「どこに行きたいの?」
「えっ、えっと、オックスフォード・サーカスです」
それを聞くと女性は「了解!連れてってあげるわ。付いて来て!」とめっちゃ男前に言いました。
女性は、先に改札を通り抜け、「カモーン」という仕草で私たちを呼びます。慌てて後を追いかけました。
歩きながら女性に「どこから来たの?」と聞かれ「日本の東京です」「それはクールね!」というお決まりの会話をしながら、ヴィクトリアラインへの長い通路を歩きます。せっかくのコミュニケーションの機会だから、もっと会話をはずませたかったけど、単語英会話しかできない英語力・・・。毎回、海外行くたびに「今年こそ英語をがんばる!」っと思ってるのに全く成長のない自分を深く深く反省しました。
ヴィクトリアラインのホームに着くと、
「じゃぁ、私は行くね」
女性は、私はあっちなのというジェスチャーをして笑顔で去っていきました。あああぁ~ありがとう~
「サンキューヴェリーマッチー!ハヴァ グッデー!」
ロンドン到着して、気を張っていたところに、思いがけない、いきなりの親切、ちょっとドキドキ。でも、この後、落ち着いて行動できました。ほんとサンキュです。
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オックスフォード・サーカスで降りた後、ちょっと距離はありましたが大英博物館まで歩きました。赤い二階建てバスを見ると、ロンドンだってことを実感します。
なかなか大英博物館につかないので長男が「本当に合っているのか?」と不安で何度も聞いてきます。(そもそも最寄りの地下鉄駅を間違えてました。長男ごめん。)さらに不安症の長男は「スマホを出してたら盗まれるよ」と用心深いアドバイスをくれました。親切にされて、なんかすっかりロンドンに気を許しちゃってた。気をつけます。
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大英博物館近くの本屋さん?でマンガの特集をしてました。萩尾望都~!
これも大英博物館で「マンガ展」をやっている影響ですね。
ロンドン旅行最大の目的もこの「マンガ展」でした。
が!大英博物館に着いてすぐ、私がやらかしてしまったことが発覚するのでした・・・。絶望の展開へつづく。