もしも生まれ変わったら

今の自分の人生に大きな不満があるわけではないが、しかし仮に生まれ変われるとしたら是非とも歩んでみたい人生というものがいくつかある。

1.タカラジェンヌになるコース
敬虔な宝塚オタクとして、とりあえずこれは外せない。高校1年生の終わりに宝塚音楽学校に合格・入学し、成績3位で卒業して娘役として花組に配属。多少芽が出るのが遅く苦労もするが、最終的には歌唱力が卓越したトップ娘役として活躍をしたい。
このコースに関しては、数年前に同じく宝塚オタクの友人達と物凄いディティールにまでこだわって話し合ったことがあり、芸名はもちろん出世作や代表作、退団後の活動方針まで決めてあるのだが、書き始めるとその熱量でnoteが焼けてしまいそうなので、自粛する。

2.天文学者コース
学生時代、理科数学が嫌いではないものの成績がパッとしなかったので、基本的に理系の人に対して憧れがある。その中でも、星や宇宙と対峙する天文学者はロマンの塊のように思えて、とても良い。というわけで、国立大学の地球惑星科学科みたいなところに入って、そこから研究者の道を歩みたい。大学で物理学の基礎を固めた後に大学院で天文学を専攻するパターンもあるらしいので、それでも良い。とりあえず、生まれ変わったら物理の勉強を頑張ることにする。(今生の私は高校物理を履修してすらいない。)

3.フィドル奏者コース
これは割と最近思いついた。
両親の英才教育により幼少期からバイオリンを習い、クラシック音楽畑で育つのだが、中3ぐらいの時にケルト音楽のバイオリン(=フィドル)に魅せられ、一気にそちらへのめり込む。高校卒業後の進路を決める際に両親と揉めるが、結局反対を押し切って単身アイルランドへ渡る。その後本場でケルト音楽を学び、演奏家としてやっていく。
何がって、ケルト音楽のフィドルがとても格好良いので、日本人で本格的にその道を歩んだらどうなるかなと思い、リストに加えてみた。

我ながら好き勝手に書き散らかしたが、こう見ると(専門家になるのは難しいとしても)バレエも物理学もバイオリンも別に今からでも齧ることは出来るわけで、人生って思ったより自由かもしれないなと、少し明るい気持ちになった。
あと、他の人のパラレルワールド人生設計の話を聞くのも面白そうだから、みんな聞かせてほしい。

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