人間の一生🧑
少し大袈裟な表現ではありますが、算命学の考える人間の一生って、逆らえない現実の出来事をどう受け止めて生きていくのかを、問われることだと思うんです。
地球🌏は西から、東へ動いています。
地球🌏から見ると東が明るくなり、西へ動く。
未来は西の方向です。つまり人間は未来が自分に向かって来る。
はっきり言えば生まれた瞬間から、生の終わりが向かって来るということです。
太陽☀️は動いていません。地球🌏と一緒に人間が、動いています。
人間は地球🌏にぶら下がっている状態と考えると分かり易いです。
天は動かず、地と一緒に人間が動いているということは、人間は受身の生き物と算命学では考えます。
一年は一公転
一日は一自転
一ヵ月は地球と太陽の関係で
春☘️夏☀️秋🍂⛄️の四季節を三区分しました。月の、十二支です。
年は年で、月は月で、日は日で動いています。
十二支時間→子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
十干は空間→木火土金水
時間と空間は一体となっていることを暦に取り込んでいます。
暦は数字を並べるだけでなく、十干と十二支を組み合わせて作ります。
年月日は時間の長さは違いますが、宇宙を構成している意味で役目の価値は同じです。
地球🌏には年の気、月の気、日の気の三つがあります。
【宿命】
この世に誕生した時、この三つの気に初めて触れます。但し自分では選ぶことは出来ません。
そして人生が始まり、人生の土台となるのが宿命です。
同じ生年月日の人が同じ宿命を持つことはありません。
なぜならば、生まれた国、時代、家庭環境、親や兄弟、性別などが皆違うからです。
宿命は自分では、選ぶことはできないです。
【運命】
運命は自分で選び、変えることが出来ます。将来の仕事、結婚相手、何処で暮らして何をするかなど、自分で選び取る生き方は運命です。
【運勢】
変えることの出来ない生まれ持った宿命と、自分で選んだ運命が合わさり、運勢となります。例えば親縁の濃い宿命の子供が、しっかりした親元で育つと運勢は伸びますが、親がいない環境ですと運勢は伸びません。
逆に親縁の薄い子供が早くに親元を離れると運勢は伸びます。
ここでは説明しませんが、宿命から外れた生き方をすると歪みが生じて来るわけです。軌道修正は必要となります。
また、その話は次回に。
変えることの出来ない宿命に対して
運命をどのような生き方としていくかで、運勢が決まっていきます。
けれども、運勢よりも現実面の方が大切と私は思います。
世の中に一つとして同じ物はありません。与えられた宿命と、努力して運命を開く。
どんなに良い宿命を持っていても、奢った振舞いや、努力を怠れば自然に淘汰されるでしょう。
逆に良くない宿命であっても、苦労と努力で成し遂げることが出来るでしょう。
結果として、生きやすい運勢を得られるのだと思います。
個々の人の感じ方は様々です。
生きやすいとか、生きにくいって自分がどう感じるかで、他人にはわかりません。
大切なことは、現実そのものをどう捉えるかです!
日日是好日 毎日を大切に生きよう!