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私にとって幸せなお金の使い方とは〜「シン・ファイヤー」を読んで考えたこと

私にとって「お金」とは?
どんな風に「お金を使ったら」または「お金を使わなかったら」幸せになれるのか。
考えたことはありますか?

「シン・ファイヤー」という本を読んで、考えたことについてまとめました。

①「シン・ファイヤー」について


「シン・ファイヤー」稲垣えみ子・大原扁理

「冷蔵庫なし、ガス契約なしの生活を送る」稲垣えみ子さんと「年収90万円で東京ハッピーライフ」の著者、大原扁理さんの対談形式の本。
私はお二人のご著書が大好きなので、内容はよく知りませんでしたが、図書館でリクエストして読んでみました。

「経済的に自立して何ものにも縛られず自由に生きる」こと、すなわち「FIRE」

この本は、お二人が提案する、巷に出回っているFIREとはやり方がまったく違う、新しい、真のFIREについて書かれている本でした。

実はお金を貯めただけではお金から自由になることはできない。
お金を貯めなくても、誰だってお金から永遠に自由になることができる。

「シン・ファイヤー」はじめにより抜粋

その理由や方法について、この本にはお二人の考えが書かれており、それをもとに「私にとってお金を使うこととは」と考えてみました。

②どんな風に「お金を使ったら」幸せになれるのか


・前提としてある程度貯金があること


今仕事を辞めたとしても1年は暮らせるくらいの貯金を持っていることで、安心して暮らせると思っているからです。
自分の最低限の生活費を計算して、1年分ほど貯金しておくことで、「本当に辛くなったら仕事を辞めても生きていける」と思うこともできますし、「1年分以外は、使っても大丈夫なんだ」と思うこともできます。

・「やってみたい」と思うこと、経験のためにお金を使うこと


旅や学び、自分の成長のために使ったお金に関しては「使ってよかった」「お金を有意義に使うことができた」と感じています。Voicyや本、英語学習への課金も積極的にしていきたいと考えています。

・「環境」のためにお金を使うこと


使い捨てのモノを買わない、プラスチックフリーの商品を選ぶ、エネルギーがかからないようにするなど、少々値段が高くても環境に配慮したモノを選んだり、ゴミを減らすためにキエーロを始めたり…
自分ができる範囲で環境を守っていく行動を意識していきたいと思っています。

狭いベランダでも始められるキエーロ
黒土が生ゴミを分解してくれます!

・元気でいるためにお金を使うこと


心も体も健康でいるために、栄養を意識したり整体に通うこと、体に良いとされている靴を履いたり寝具で寝たりすることは必要なことだと思っています。
ただ、健康については、世の中に良いとされているものがありすぎるので…取捨選択していきたいです。
お金をかけずにできるウォーキング、よく噛んで食べることなども心がけていきたいです。

③まとめ


お金ってあればあるだけ幸せな気がしていました。でも、一旦立ち止まって「そもそも自分にとってお金とは何なのか」と考えると、それはやはり自分が幸せになるための手段でしかなく、「どう使っていくのか」考えて行動していくことが大切なのだと改めて思いました。

この本には「自分のために使うお金も必要。でも、他人のために使うお金も必要。このふたつがあって初めて、自分が幸せになれる」と、応援したい、長く続いてほしいお店に積極的にお金を使ったり、誰かのためにお金を使う大切さについても書かれています。
また、「お金を使わなくても幸せになれる方法をいっぱい知ってるから満ち足りている。」と。

私は、お金について自分軸で考えすぎているとも感じました。
稲垣さんや大原さんのように周りの人にとっても幸せなお金の使い方を意識できるようになりたいと思いました。

また、私にとってお金を使わなくても幸せだと感じることについて考える必要性も感じました。 
ウォーキング、誰かと話すこと、図書館で借りた本を読むこと、お片付け、睡眠…今のところこのくらいしか思いつきませんが…
広い部屋に住みたいとは思わない(今住んでいる1Kのアパートがちょうど良い)、年内に車を手放そうとしている私は、もともとお金を使うことにそこまで価値を置いていないのかもしれません。

むしろ、お金を使うことについては慎重になりすぎるところもあるので、お金の使いどころについてこれからもよく考えていきたいです。

最近行ったバリ旅行
私にとって旅行は幸せなお金の使い方の1つ
海外へも積極的に行ってみたいです!

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