自分を変えるために行動すること、そして継続すること
恥を忍んでご報告します。今朝、妻の怒りが爆発しました。
私はもともと他人との人間関係に苦手意識を抱えています。自信のなさや、そこから生じる責任回避的な傾向、他責的な言動が原因だと考えています。妻との関係においても、これらが問題になることが多々ありました。
こうした私のメンタル面の課題を解決したいと思い、2月26日から6月5日までのおよそ3ヶ月間にわたって平本式現場変革リーダー養成コースを受講しました。その間、妻との関係は険悪になることが格段に減り、平穏な状態を保っていました。それを私は自分が変化し、成長できた証なのだと誇らしく考えていました。
ですが、講座を終えてたった1週間でこのザマです。
妻が私に対して不満に思ったポイントはいくつかあります。私がなにか言われたときに苛立ったような反応をすること。妻が困っていても無関心なように見えること。家族の前でスマホをいじる時間が増えたこと。常に受け身で自分から周囲に関わろうとしないことなどです。
これらは以前も指摘されていたことばかりで、妻が不満をぶちまけるたびに今度こそ心を改めようと思うのだけど、いつの間にか忘れてしまうのを繰り返しています。
そして、今回もまた「元の状態に戻っている」と言われました。自分が少しは変われたと思っていただけにショックでした。やっぱり自分は変われないのか。落ち込んだ気分で一日を過ごしていました。
しかし、私はまた大きな勘違いをしていたのです。それは変わる・変わらないという問題を自分の性格や人格のレベルでとらえていたことです。
受講中の3ヶ月間、私は別に自分の性格を変えようとしていたわけではありません。むしろ自分の価値観はそのままに、周囲に対する行動だけを変えようとしていたのです。それが結果的に妻の不満を減らし、関係性を良くしていたにすぎません。
にもかかわらず、私はあたかも自分の人間性が優れたものになったかのように錯覚していました。それが落とし穴でした。
講座を終え、朝活などを通して現変仲間の声を聞く時間が失われたことで、私の行動を変えようとする意識が消えてしまっていたのでしょう。意識していなければ、身についていない行動パターンはすぐ元に戻る。私の行動はまだ付け焼き刃だった。そういうことです。
ここでまた「自分は変われない」という思考に陥ってしまっては元の木阿弥です。現変に参加した意味がなくなります。
変われないのではなく、行動していなかっただけ。行動できていなかったのなら、行動すればいいだけ。行動し、継続すること。その積み重ねが自己変革につながる。そのことを私は現変で学んだはずです。
今朝の出来事で私は本当に不甲斐ない思いをしました。もうこんな思いはしたくないのが正直なところですが、大小あれどおそらく今後も起こりうるでしょう。そのときに大切なのは歩みを止めないことです。
継続することの大切さと困難さを今回は痛感しました。漫然と暮らしていては、新しい行動パターンを継続できません。自分の状態に意識を向け、気づくための何かが必要ではないか……そう考えて思いついたのが、このnoteの活用です。
先日、現変での学びのシェアの記事を10本書いて、文章を書くのが好きだったのを思い出しました。これならできる手応えがあります。
日々の気づきや学びを少しずつ書きとめ、自分を見つめる時間を暮らしの中に作っていきたいと思います。更新頻度のノルマを課すのはやめておきますが、気持ちだけは毎日投稿のつもりで臨みます。
そして、ぜひ皆さんの「いいね」をください。仲間の存在がどれだけ励みになっていたか、今回改めて気づかされました。共に学ぶ皆さんの声が一歩を踏み出す私の力になります。こんな私ですが、応援してもらえたらうれしいです。