ハープ型テールピースに憧れを。
どうも。リーマンコントラバシストです。今回はコントラバスのテールピースについて触れたいと思います。
なんとなくの憧れってありますよね。旅行だったら北欧!リゾートだったらモルディブ!まあどちらも行った事ないし調べたこともないんですけど!リアス式海岸?人生を変えた金持ちに出会った?情報は常に断片的です。そして認知を歪ませます。認知する脳と事実の二元論。そう全ての悩みは脳の描く幻想。目をつぶって呼吸に集中すれば悩みは消え失せます。レッツ瞑想。
冒頭から話が脱線しましたね。今日も駄文をつらつらと書き連ねます。
幻想といえばコントラバスのパーツも同じでしょう。音が変わるかどうかでいえば変わります。だって物理特性が違うんだから。値付けは言い値。値段の高低は音質と相関はなく、かけた手間数とレア度で決まります。人の脳の面白いところは“そう思ったら”結果として”そう見える”という面白さ。それに囚われる私。なんというアホな人生なのか。
さて、楽器の構造上必要なので生まれたテールピース。必須パーツゆえに我々の意識を集めます。そんなテールピースの中に存在するハープ型テールピース。かっこいいです。なにあの非対称形状。英語でいえばアシンメトリー。
ハープ型はペルマンに搭載されているのを見て初めて知りました。ペルマンとは高級コントラバスとして広く知られています。ライオンヘッド・ボディ装飾など多くの技巧が凝らされた工芸品的な側面も持っています。グァネリとか本当にシェイプがかっこいい。持っている人うらやましい。
その憧れの度合いはまるで「いつかはクラウン」ではなく「いつかはぺルマン」。そういえばクラウンと価格帯がほとんど同じですね。残念ながらクラウンは廃番の流れみたいですけど。クラウンと違って一生使えるからぺルマンのほうがコスパは高いと思う。いやマジで。
さて、ハープ型の何がいいのかわかりませんが、心惹かれる理由はただ1点。非対称のフォルム。非対称は常に違和感を感じさせます。目線を奪われるのはいつも違和感。まんまと引き込まれます。早速ネットで探します。これまた何処にも売ってない!しつこく海外を探したらありました。いつものトーマン。でも写真を見る限り弦を支えるナットがなさそうなんですが。
ナットはやっぱり必要なんじゃないの?と思ってスクロールしているとナットがあるのは普通のタイプ。木目はなんとフレイムメイプル?自分でニス塗ったら楽しそう。
木目フェチとしてはバーズアイメイプルのテールピースあったら間違いなく買う。木目フェチはそれぞれ性癖が異なりますからね。需要がありそう。とりあえず私はオーダーメイドでバーズアイメイプルのテールピース作成頂ける工房あったら注文してしまいそうですね。