日本製の極み。超絶精密エンドピンSSP。
できるビジネスマンは足元から!できるウッドベーシストも足元から!気になる人は気になり、気にならない人は気にならない。そんなパーツがエンドピン。ホールで音を鳴らす方はエンドピンを床にブッ刺して高らかに音を響かせるとか。(にわか)ジャズマンの私はタイルばりのお店で立ってピチカート演奏です。なのでブッ刺す経験はありません。うーん、ブッ刺してみたい。。
さてエンドピンも音質に影響を与えると言われます。確かに床にブッ刺して演奏される方はコントラバス→エンドピン→ホールが楽器であり、その接続を担うエンドピンはとても重責を担っていると思えます。ところが前述のように主に立って演奏する私はそもそもエンドピンからゴム足を外す事があまりありません。アルコのレッスン時くらいですかね。エンドピンで振動は遮断されているのです。なので音質よりも機能面が重要です。
さて私の元々のエンドピンはウルサでした。見た目がオシャレで高級とされアコースティック感のあるエンドピン。ところがこれが自分には不満だったのです。まず溝なし。なのでどれだけ締め付けてもズリ落ちます。更にゴム足はネジなのでコントラバスをクルクル回すとゴム足が緩んできます。逆なら締め込まれすぎるとか、もーイライラ。
色々探して見附工業さんの製品がやたらと目につきましたが目を引いたのはシンワサウンドプロダクト(SSP)さんのエンドピンです。これがメチャクチャ自分好み。いい点は①多段階溝なのでズリ落ちない②クリック式で設置位置をカチカチと自動で設定③ゴム足がネジ式出ないので緩まない④ゴム足設置面が球体なのでどん角度でも設置の納まりが良い。悪い点は①元々の取付サイズが太過ぎるので旋盤削りが必要。悪い点は色んなサイズに合うように設計されているだけなのですが楽器穴は大きくしたくない。工房さんの努力でエンドピン側を細くして頂きましたがだいぶ心配しました。とってもお気に入りです。
同じく足元にかかわるテールピースの話はこちら。
そのテールピースに付属する弓ホルスターの話はこちら。
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