46歳の棚卸し
先日のこと。気の合う仲間3人で近況報告やら、政治情勢なんかを話を話し合う会。
その中でも、僕以外の2人はワインを勉強中だということで、赤ワインのグラスをくるくる回す様子を見ながら、詳しく話を聴きます。
写真のワインはシラフだと言って、シラフは葡萄の品種らしく、これはどこどこ産が良いんだとか、産地によってはシラフスって言うんだとか、楽しそうに話をしています。
この日の前に2人ですさみのいい店へ行ったらしく、そこのソムリエさんに聞いた話など、めちゃ興味深い話ばかりです。
残念ながら僕は下戸で、肝臓がダメなものですから、ワインの蘊蓄を語りたいって思ってもそもそも味も何もわからない。けれども嗜みとして、この世界に一歩踏み入れたいなあって思いながら、ジンジャーエールをグビッと飲みます。
そうこうしているとここのお店の名物「鯛めし」が登場し、お腹いっぱいになりながら完食して、満足して、お開きとなります。
もうすぐ47歳になりますので、自分自身のビジネスに対する知見や人を魅了できる教養、新たな趣味を整理しなくちゃ。って思います。
自分が定年する頃には定年65歳は当たり前で、ひょっとしてもう少し働くかもしれないし、また別の形で活動をしてるかもしれません。
その時に向けて、自分は何ができるのかと、何をなすべきか、やはり整理せずにはいられないと思います。
社会人になり24年が経過して、履歴や職歴を書き出して見ました。
そうすると自分の武器が見えてくるものです。
僕は昔から数字を扱うのが好きで、融資経験、税務経験、資格は簿記、FP、中小企業診断士。パッと見たらそっち方面やなぁって思ってたんです。だけど、自分が為したいことや、今まで職務で培ったこと、何に心が躍るのかを考えると単純に資格でやっていくってことではないと気づきます。
これは、深く考えないと出てこない。
だから、棚卸しするときには、なぜそう思うのかを自分の中で掘り下げることが必要で、自分自身をコーチングするように第三者的な自分を作り出して、彼に問いかけてもらうといいのだと思います。
自分でできないときは力量のあるコーチングのプロに手助けしてもらうといいんでしょう。
それで、今時点で把握できた自分の強みはと言うと、プロジェクトを管理すること。それも自分が前に立つというよりもバックオフィス機能かと思います。行政経験21年の中で通算16年はプロジェクト系にいて、成し遂げたときには強く感じるところがあるし、自分のためでなく、人が喜んでくれると嬉しい。
それがプロジェクトリーダー的役割となったときに、よりチーム全体での成果を意識したこと。今後、自分が何をしたいかを考えたら、力量ある若手のサポートなんだと思いました。
単語で言うとPMOかな。
働き方改革が叫ばれる中では、組織にこのノウハウを蓄積していくのと不足してたら外注していく、だけどコンサル任せにせずに活用する力をつけていくことだと思っています。
余暇を作って、趣味を見つけたり、家族の時間を増やしていきたいものです。