46歳の勉強 〜組織人事論〜
夕陽が沈む様子を見ながら足湯に入れるのはとても幸せです。そして、もう3月か〜。日が経つのが早いなぁと思います。
年度末になると、当該年度の評価のフィードバックが行われて、自分自身とチームの総括をする時間がやってきます。
銀行員時代には、直接の上司と人事評価面談を通じて、自分の仕事を振り返りました。一つ一つの項目について、なぜこのような評価となるのかを上司から説明を受けながら納得をして、評価をつけていただきました。
当時は、客観的に自分自身を評価することが難しくて、当該期間に法務3級を合格できなかったものですから、その項目の評価をE(AからEの5段階)にしてました。
そしたら、その評価の付け方はダメで合格するためにどれだけ頑張ったかも含めて評価しないといけないなど、そのやりとりを通じて勉強をさせていただいたと思います。
当時は、上司が38歳、僕が23歳で、よくよく思うと、若くして評価者だったんやなあ。って思います。
僕は46歳ですけど、今回から人事評価制度が改正され、初めて評価者となりましたから、ちゃんと評価できたのかどうか、そして、若い職員達が納得し、前を向かせることができるやりとりをできるのかどうか。しっかり頑張らなくちゃいけません。
人事評価を行う目的は、仕事を正当に評価されることで、モチベーションを維持向上させるためのものです。わが社では、評価要領に基づいて実施されます。
中小企業診断士試験の企業経営理論のなかでも組織人事論は出題範囲も広くしっかりと理解をしてないといけないところです。いろんな人がいくつも理論を出しているので、最初は苦手な分野だと思う人が多いのじゃないかな。
僕はマクレガーのXY理論を覚えるのには、X理論の人は❌バツって覚えて、Y理論の人はYOI良いって、ゴロ合わせ的に覚えてました。そこにマズローの欲求段階説を重ね合わせて、理解を深めるってやり方をしてました。
でも、自分が評価者となった今、そのような浅はかな知識ではダメで、理論を現場に活かせなくてはならぬ。そこでもう一度、理論の本質的な部分について勉強をし直しています。
そうすると、XY理論も正確に理解ができていなかったことに気づきますね。X理論の人が悪く、Y理論の人は立派な人というようなことを言ってるんじゃなくて、マネージャーの部下に対する見方としてX理論かY理論を採用するかどうか、そしてもちろん両極端なはずもなく、その間にポジショニングしてるのだけれど、そのポジションによって部下がマネージャーをどう見るかってところが大事なんですね。
まだまだ書きたいことがありますけど、今晩はここまで。
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