43歳の挑戦 〜恩師の再始動2〜
年末の慌ただしい中、恩師に無理をお願いして走り方のチェックをしてもらいました。元はと言えば、恩師との再開したときの話
https://note.com/piroshi346/n/nb706ef62a9ad
この時の話があって、今日の練習が実現したわけです。
恩師との飲み会話を同級生にも伝えると、うちの子供も先生に見てもらいたいと話も盛り上がり、結果3家庭が参加することになりました。
元は僕の練習を見てもらうというはずが、やはり未来ある子供達の事の方が気になるのでしょう。子供達のフォームを眺める、恩師の眼差しに優しくも鋭さを感じました。
さて、今回の練習メニューは
1.歩き方
2.色んな姿勢からのスタート
3.1キロ✖️3本 インターバル
4.流し5本 フォーム修正
と言ったところでした。さすがに値打ちのあるご指導でしたので、簡単にポイントを書いておきます。
1.歩き方
ただ漫然と歩くのではなく、以下を意識して歩く。
・頭を上から釣られているように意識をする。
・両足の親指を一直線上に降ろすように歩く。
・肘を曲げずに大きく腕を振る。
このまま100mを歩いて、20mくらいは息を抜く。
この息を抜くというのがポイントで、なかなか意識を継続させることが難しいため、あえて息を抜いて切り替えてまた集中するというトレーニング。
先生は意識をして歩くだけで全く違ってくるという話。この話、覚えている!中学時代に教えてもらって心に刻んでいた言葉だ!
2.色んな姿勢からのスタート
50mダッシュをするのですが、そのスタート時点では、腹ばいになったり、仰向けになったり、カニのように歩いたり、ステップを踏みながら走ったりとこれはよくある練習ですね。でも、子供と比べると圧倒的に反応が遅くなっている。
3.1キロ✖️3本 インターバル
ここから本格的な練習。学年に応じて走るペースが異なることから、それぞれのペースで1km走って、100m歩いて息を抜いて、また1km走るという練習。息子は1kmずつビルドアップしていったが、親父たちはビルドもできずにダウン。
4.流し5本 フォーム修正
一人ひとり100m弱の流しをして、先生にフォームをチェックしてもらう。先生曰く「お腹突き出したおっさん(僕のこと)が、一番フォームが綺麗。」とのこと。子どもたちはどうしても横に腕を振ってしまっているので、意識して後ろに引くことをご指導いただく。最終的には、かなりフォームが良くなった。後ろを走っていた僕も見ていて違いがわかる。
先生曰く「息子、まだまだ伸びるぞ。今のフォームで走ったら、いいタイム出るよ!」って。たった一回の指導でこんなにも変わるものか!
自分も陸上部をやっていて、息子のダメなところもわかるし、このように直したらいいのにというところまではわかるんだけど、どうやってそれを本人にわからせて、的確に修正することができるのか。指導者の凄さをまざまざと見せていただくことができた、とても貴重な90分でした。