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43歳の休日 ~どんぐりころころ~
11月に入り、いよいよ診断士試験のペースアップをはからなければなりません。しかしながら、興味のあることが目の前にあるとすぐに気移りしてしまいます。
この日曜日には、「高山寺でどんぐり探し」というイベントに参加してきました。こちらのイベントはBokuMokuさんというチームが主催でどんぐりを拾って、そこから苗を作って森に還元しようという内容です。
どんぐりって子供の頃よく拾いました。拾ったどんぐりを瓶に入れたりして、いっぱいあるとなんだか嬉しい。嬉しいのですが、やがて瓶の中がしけってきて汚くなってきて、ゴミにして捨てる。そんなイメージのある遊びでしたが、どんぐりは上手に育てるともちろん木になるわけです。
息子と娘を連れてイベントに参加しました。案の定、どんぐりを探し始めると意地になってきて、見つけようと躍起になります。他に参加している子供が袋いっぱいのどんぐりを持っていたりなんかすると、負けるものかと落ち葉の中にぐっと手を入れこむ。やはり、自然のものですから、そんなところに手を突っ込むと得体のしれない虫にかまれてものすごくかゆくなる。
そんな闘いを繰り広げていたわけですが、ここ田辺市にある高山寺は地元でも有名で大きなお寺さんでして、田辺市が誇る知識人である南方熊楠先生のお墓があったり
国の史跡である高山寺貝塚があったりするなど、文化的な場所であるわけです。
1時間余りの中、敷地をうろうろして、それなりにどんぐりを拾うことに成功しました。拾ったどんぐりのほとんどはBokuMokuさんにお渡しして、苗に育ててもらうようにしましたが、気に入ったどんぐりのいくつかは家に持ち帰りました。
その中のどんぐりを少し紹介いたします。
これらのどんぐりを一目見て、樹木名を当てることができますか?
僕は何一つ当てられませんでした。
まず、左から一つ目の甘柿の種のような形をしたもの、こうした形のものでもどんぐりの一種なんだそうです。
このどんぐりは”ツバキ”です。
次に、真ん中のいわゆるどんぐりっぽいやつ。まさにキングオブどんぐりみたいに図体もでかいし、リスが持ってたらやたら似合うやつです。
このどんぐりは”クヌギ”です。
最後に、右側のどんぐり。なんだか皮がしわくちゃになってるやつ。
なんとなく、ハズレ感満載のどんぐり。
このどんぐりは”ムクロジ”です。
ムクロジはこの中に種が入っているのですが、この種、昔は羽子板の羽根の黒いところに使っていたものです。しかも、この皮はせっけんみたいになるそうで、皮をゴシゴシこすっていると泡立つそうです。
樹木医さんも来ていたので、いろいろ教えていただき、楽しい朝のひとときを過ごすことが出来ました。
11月の試験勉強は、マクロ経済学を勉強して、企業経営理論を一読しようと思っています。読書はこないだマーケティングについての本で面白かった岩崎邦彦先生の「小さな会社は引き算で強くなる」という本を読もうと思っています。