46歳 リーダーシップとマネジメント
46歳もあとわずか
そして、現在進行中のプロジェクトもあと少しの期間
束の間の休日、これから長男の競技会を観に行きます。
うちの親父が、僕が小学生の頃に天狗の話をしてくれました。
「ある人が、高い所で作業をしてて、それはそれは危なかっしい所だった。その様子を天狗が眺めている。危ないところでの作業中は、天狗は見守っているんだけど、何も言葉を発しない。ようやく、作業を終えて梯子をどんどん降りてきて、あとわずかという時に、初めて天狗が言葉を発する『気をつけろ』と。」
この話は人生の中で重要な教訓だと思って、心に刻んでいます。
いや、まあ今回のプロジェクトは最終日前日になってもバタバタしてそうだから、余裕を感じることがないかもしれないが、隙だけは見せてはならぬだろうと気を引き締めています。
さて、表題の話、先日の下記の話で登場した大先輩が「うちの会社は、プレイングマネージャーが多いからねえ。」って話の中であったもので、そこについての僕の勉強での知見や私見も踏まえて整理しておこうと思いました。
プレイングマネージャーって言うと、僕なんかはヤクルトの古田敦也を思い出す。監督と選手の役割を果たしつつ、選手の組合長的な役割を果たしたところなど、凄い人だなぁって印象です。
だけど、組織においてこの役割の人がいっぱいいると良いのかと言うとそうじゃない。
あからさまにマネージャー、リーダー、プレーヤーが実行する役割というのは、明確に分離され、それぞれがその役割を果たさなくちゃ、組織は回らないわけです。
一時的に、次善的に兼ねるということはあっても、それが組織に常態化するのは組織にとって良いことではないし、その本人にとっても良いものではありません。
ここで、マネジメントとリーダーシップと言う言葉の違いについても体系的に把握をしておかなくてはなりません。
この違いってわかりにくく、似たようなものでもあります。僕は、マネージャーは上位者、リーダーはその下位にあり、プレーヤーの上位と考えています。
それでマネジメントとは、組織そのものをどう管理運営するのかに焦点があてられ、リーダーシップとはその中での部下=フォロワーとの関係をどうとるのかというポジショニングなり対応なりというところかと考えています。
僕は係長としては、SL理論を用いて部下に接していたかなぁって思います。必ずしもサーバント型(奉仕型)が素晴らしいとも思ってないです。ただ、なんとなくサーバントに見られがちなんですけど、サーバントどころかサンドバッグ状態で仕事をなんとかこなしていると言うのが実情です。
ちなみに我が社最大のプレイングマネージャーは大先輩だと思っています。
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