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若年の授かり婚に、独身アラサーが感じること
先日、辻ちゃんの娘さん、希空(のあ)さんが17歳の誕生日を迎えたそうで、はじめて素顔を公開しましたね。
芸能事務所にも所属したそうです。
希空さん、お母さんの面影を感じてとても可愛い。
今時のフレッシュな女の子って感じがするし、しっかりしてますよね。
芸能界の厳しさは、お母さんにみっちり教わってきているだろうから、「頑張って」と思う反面、まだ若いから色々誘惑もあると思う。
どうか、道を踏み外さないで芸能界で活躍していってほしいな〜と、老婆心ながら思ったりします。
さて、話は変わりまして。
私は辻ちゃんが属していたミニモニ。の曲を「かわいいし流行ってるから」踊って歌ってた世代です。
今から18年前、辻ちゃんが19歳で授かり婚をした時の、あまりにも人権を無視した報道を覚えています。
「避妊しなかったんですか?」って記者が聞くデリカシーのなさに、子供ながらに辻ちゃんのことがとても可哀想だと思ってました。
彼女は37歳になった今、夫の杉浦太陽さんとも夫婦仲が良く、4人のお子さんがおられます。
結婚当初は、ブログが炎上したり、世間からのバッシングは酷かったのを記憶していて……
そんな一般人では耐えられないほどの世間からの厳しい風当たりを乗り越えながら、料理も芸能活動も4人の子育てもこなしていて、「凄いなぁ」と思います。
しかし、彼女の授かり婚報道から17年経った今も、日本はまだまだ「結婚してから子供を授かる」という固定観念のようなものに囚われている人も多いと感じます。
少しでも「結婚→妊娠」の順序や暗黙の了解、しきたり?のようなものから逸脱すると偏見を持ったり叩かれる風潮が未だにあります。
親の年齢が20歳前後とかで、結婚する前に妊娠したと知るや否や、「子供が子供を産むな」なんて叩く人々も一定数いますよね。
特に辻ちゃんは12歳で芸能界デビューしてるから、世間的にはまだ中高生の子供のイメージが強かったでしょうし、アイドルという特殊な職業をやっていたからこそ、こういうバッシングを強く受けてしまったんだと思います。
子供を持つ持たない以前に結婚さえ考えられない自分からすると、どんな順序であれ世間があれこれ言う必要は絶対にないでしょう。
親の年齢や結婚妊娠の順序にとやかく言うことじゃないと思うし。子供の教育に悪影響を与えたりはしないはずです。
実際に私の知り合いの同い年の女性は、19歳で妊娠・結婚して、シングルですが3人のお子さんたちを頑張って育てています。
虐待やネグレクトをしているとかじゃなければ、外野がとやかく言うことじゃないんですよ。
若くして授かり婚をしたとかそういうことよりも、子供を育てる精神的・金銭的余裕が極度になかったり、「産めと言われたから産んだ」みたいに消極的理由から子供を作る方が、子供との立場としては、たまったものではないです。
センシティブな話題なので取り上げるか迷いましたが、独身アラサーからの一意見として書き留めておきます。