カントリーマームに覚えた違和感
どうもPiroです。
タイトル的にはカントリーマームさんに対するクレームのような書き方ですが決してそんなことはありません!笑
Twitterで流れてきたツイートに関する話です。
それがこちら
簡単に説明すると、2005年には30枚入りだったカントリーマームが2015年には20枚入りになって、しかもサイズが小さくなったことを示し「日本は終わりだ」というコメントを残しています。
このツイートに対していいねが約9万とかなりの反響を得ています。
ツイートした人の本心なんて知り得ないし、いいねなんか何も考えずに押すものだと思っているのでそれについては良いのですが、個人的に覚えた違和感をこの記事では吐き出させてください。
安い、それだけでいいの?
カントリーマームの実際の価格が幾らかはよくわかりませんが、おそらく昔より安くなっていることはないでしょう。昔と同じ値段か少し高くなっているくらいの価格だと思いますが、内容量が減り、サイズも小さくなっているとしたらそれは実質的な値上がりと言えると思います。
初めに断っておくと、僕自身一般庶民として安いものは大好きですし、価格が安いとやったーと思うことばかりです。
ただこのツイートの文字面を見たときにあたかも「物価が高くなっている日本は悪い」という印象を受け、それに多くの人が共感している(いいね=共感ではないのは確かですが)ように自分では感じられ、それがどこか気持ち悪さを覚えました。
自分は経済に関して全く明るくないのですが、インフレは悪いことではないという認識でいます。
長期的な成長を考えるとインフレは必要だと思っています。
しかし、今回のツイートでは物価の上昇、インフレは悪で物の値段が高くなっている日本は終わりだというような書き方をしていることに対してすごく引っかかるものがありました。
海外に住んで気づいた日本
確かに日本は以前と比べて物価は上がっているとは思いますが、海外に住んでから「日本は安い」という認識を強く持つようになりました。
例えば衣服もユニクロで安く買えるし、コンビニで安い酒もご飯も買える、東京で安く住もうと思えば条件押さえれば5万円台の物件もあります。
そう考えると日本は安いなと思います。
ただ、安いと言えど出費というのは気付かぬうちにかさむもの。ケータイ代や光熱費などを払っていたら出費が多くなるのもそうですし、何より大変なのが給料。
悲しいことにここ30年で物価の上昇に比べ初任給はそんなに上がっていないようです。
そのような事実があることから、確かに給料は上がらないのに物価だけが上ってるやないかい!!と言いたくなる気持ちも確かにそうだなとは思います。
結局は自分で努力しているか
これまであーだこーだ書きましたが、なんだかんだで結局は個人のスタンスの話になってしまうのかなと。
どういうことかというと、日本のサラリーマンになってなかなか給料が上がらない中で物価だけが上昇していたら、自分の生活が苦しくなり文句も言いたくなると思います。
方や同じサラリーマンでも副業をしたり、給料を上げるために個人で努力して求める水準を手に入れた人では同じインフレという事実に対しても捉え方が変わると思います。
もちろん個人的には後者の態度がすごく好きです。
そう考えると、自分が覚えた違和感の正体というのはインフレに文句を言っていることではなく、インフレという事実があった時に自分では何も努力をせずに国や他の人に責任があるような態度を取っていることに疑問を感じたのかなと気付きました。
今は本当にやりたいことがなんでもできる時代。
自分の行動一つで大きく変わってくると思います。
そこで自分の目標に向かって努力出来るか、指をくわえて他人の文句を言っているだけかでその差は歴然と大きくなるでしょう。
皆さんはどちらを選びますか?僕は行動します。