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兆し

どうも!
なんだかここ数日一気に寒くなりましたね。。。。
私が働いているUNROOFの工場は、ちょっと作りがおかしくて、かなり底冷えがひどいのです。
いや、マジで寒い。。。。

なんてぼやきはさておき、ここ1ヶ月も安定して(?)UNROOFの工場ではいろんなことがありました。笑

いろんなことがあったものの、確実にいい方向に向かい始めた感覚もすごくありました。
UNROOFの工場で働くまで、どちらかというと、自分たちの意見が通るという経験が少なかったメンバーが多いのではないかと思います。
むしろ、押さえつけられる経験の方が多かったんじゃないでしょうか。
みんななんらかの生きづらさを感じて生きてきた中で、仕事の中で”自分たちで決める”という感覚があまり身についていないメンバーが多いように思うんです。

ここ最近、そんな彼らと”社員ミーティング”なるものを定期的にするようになりました。
目的は、

”自分たちで意見を出し合って、自分たちで決めて、自分たちで行動していくこと。”

最初はそんなに出なかった意見も、回を重ねるごとに活発に意見が出るようになってきました。

工場の中でも、どうしても意見が言える人が中心になってしまい、それ以外のメンバーが意見を言いづらくなっていた状況がありました。
そこで、思い切って本来工場の中で(※ソーシャルコンセプトとして)主役であるメンバーたちだけで集まってミーティングをするようにしたのです。
すると、意見が出やすい雰囲気になり、一人一人がどんどん意見を言えるようになってきたのです。
正しいことを言えるかどうか、よりも、まずは意見が言える環境を作る。これが大切なんですよね。
意見を出してみて、その意見の通りに実行してみて、違うと思ったらまた修正する。
それでいいんです。
最初っからうまくいくことなんてないので、まずはひたすら意見を出して実行するを繰り返すことが必要です。

まだまだ伸び代はめっちゃくちゃありますが、とにかくみんなに変化が見られたことが何より良かったと思いました。


最終目標は、工場のメンバー全員がいい意味で遠慮することなく意見を言い合える場を作ることです。
そうすることで、障害があってもなくても、宗教が違っても、性別が違っても、個性豊かなメンバーがともに働ける場が作っていけると思います。
そうすることで、本当にUNROOF=社会の天井を取り払うことができる。と思います。

その第一歩として、まずは工場の中で、いわゆる”心理的障壁”を取り払って、誰もが意見を言える場を作っていくことが大切なんだと思います。

私が工場にやってきて2年とちょっと。
いろんな人がやってきては離れていき、本当にいろんなことがありましたが、もがき苦しむ中でようやく明るい兆しが見えた気がします。

この小さな一歩をしっかりと育てていきたいと強く感じました。
おーし!この調子!そして、自分は工場の売りを作ることを考えるぞー!!

※ソーシャルコンセプト
ボーダレスジャパンの中の事業は、必ずソーシャルコンセプトというものがあります。
ソーシャルコンセプト=解決したい”具体的な”社会課題。と言えばいいでしょうか。
UNROOFだと、障害がある人たち(特に精神障害・発達障害)が、会社の戦力として働き、キャリアアップしていける社会をつくるということになります。

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