アントレプレナー手帖05.これだけ楽しいことはない
仕事において、これだけ楽しいことはない、と言える人はあまりいません。いや、いないのではなく私が出会ってなかっただけのようでした。
私の周りの起業家たちは休みなく毎日忙しくしていますが、楽しい、楽しいと言っています。なぜみんなが起業しないかわからない、というくらい。
経営という点では非常にプレッシャーもかかりますが、自分の好きなことをビジネスにできるということのワクワク感は私にも分かるので常に彼らのマインドを聞いているとその世界に飛び込んでしまいたくなります。
昨日の投稿の続きですが、ビジチャレ(正確には投資家の前でのプレゼンテーション)に応募する段階で彼らは具体的なサービスは決まっていませんでした。会社も設立していない、エンジニアがいない、それでもエントリーするという度胸には恐れ入ります。
そのときも彼らはかなり楽しんでいました。具体的に何を使ったサービスか、ターゲットは誰か、どんな問題を解決するのか、運営の仕方からマネタイズまで、プレゼン資料に落として行きました。
自分たちが考えるサービスがなぜ未だ世に出ていないのかということもよく話していたし、雇われた会社の仕事なんかしている場合じゃない!と仕事の最中も頭の中は自分たちのビジネスでいっぱいのようでした。
私は打ち合わせの様子を写真に収めています。それは彼らが大成したときに出す(かもしれない)メディアに載せるときのためです。布団が敷かれているにもかかわらずその上にあぐらをかき、そのまま朝まで寝ていた写真もあるのでそれも使えるときがきたら、と目論んでいます。
要は寝食を忘れるほど楽しいのが起業だということ(らしい)です。
つづく