【映画館で観れてよかった作品】②
「ザ・ロック」
1996年に劇場で鑑賞。
少し時系列が飛ぶんですが、32歳青年北川 この当時20歳くらいから12年間付き合ってた彼女と別れ傷心のプラプラした気持ちをテニスサークルやキャンプをするグループに没頭するのでした。その頃は付き合うわけでもなくご飯などをともにする女性の友人たちが3人ほどいまして(ウチ1人が現在の奥様)その中で映画鑑賞時に誘う人と観に行った作品だったのでした。テニスで知り合って映画、音楽の趣味も合う…この方に好意を持ち何かをレイトショーで観てから飲みながらででも「付き合うか?」って聞こうと思いながら待ち合わせて劇場へ向かいちょうど観れる作品を探しながら映画街を散策…この劇場回りをしながら映画の話しをするのも楽しみで仕方ない時間でした。で、決めたのが「ザ・ロック」マイケル・ベイ監督作風のことは知らずジェリー・ブラッカイマーも勉強してなかった青年北川、ショーン・コネリーが出てるってことだけでおそらく決めたんだろうと思います。(これもシネマ1)鑑賞し始めるとエド・ハリスの男気に震え元イギリス諜報員のくだりにニヤっとし巻き込まれるニコラス・ケイジに共感しながらストーリーにドップリハマってしまってデートムービーどころでは無くなってしまったのでした。鑑賞後に行った小洒落たバーでも延々と作品の感想を語り尽くして本来の目的を見失ってしまったのでした。女性と本来いいムードのまま次のステップへと行かなきゃならないのにそれを忘れてしまうそのくらい熱くなってしまった作品も当時はそう多くなかったんで非常に思い入れが出来てしまいました。その後彼女とはもう一度ほぼ同時期公開の「スワロウテイル」を観たのが最後となってしまいました。この当時は携帯電話の無い時代ちょっとした連絡も取りにくいこともあったり別の女性と付き合い始めたり(これが現在の奥様)で音信不通になったのでした。あー、あの方どうしてるんだろう?