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2022年をふりかえる - 12のエピソード
この記事は、ふりかえり Advent Calendar 2022 の16日目の記事として書かせていただいてます!
ことし学んだキーワード
ことし初めてやったこと
ことし強化したこと
この3つのテーマで、この一年をふりかえってみようと思います。
ことし学んだキーワード
チームトポロジー
分人主義(私とは何か 「個人」から「分人」へ )
進化思考
メタ認知(COTTEN RADIO)
才能の発動条件(みんラボ)
計画された手戻り戦略(Essential Scrum)
Dynamic Reteaming(スクラムフェス仙台)
Wardley Mapping(CSP-SM研修)
いい子症候群(先生、どうか皆の前でほめないで下さい)
J-クレジット(田島山業)
ゾンビスクラム
「どうせ無理」→「だったらこうしてみたら?」(agile radio)
()書きしたのは出典だったり、教えてもらった場所だったりです。逆に言うと、その場に参加しなければ出逢えなかったか、出逢うのがずっと後になっていたかもしれない子達ばかりです。
さらに、たいていは一つ二つ前のキーワードを学んだ場でのしていた話から「数珠つなぎ」に「芋づる式」に辿って出逢えたものが多かったことに気付かされます。今年のこの『わらしべ長者』的な流れはエキサイティングで、新しい言葉に出逢う確率が右肩上がりにライジングしました。
いくつか(自分でも後でふりかえれるように)補足を書き残しておきます。
分人主義
チームトポロジーの理解を深めたくて初めて参加した「あじゃてく読書会」の次の回の課題図書が 私とは何か 「個人」から「分人」へ でした。
アジャイルと直接関係ない内容ですが、私は組織開発もミッションですし、いままでピープルマネジメントも結構やってきていることもあって興味も持ったので、続けての参加を決めて、読みました。
(この流れで今もわりあい参加させていただいてます。その意味でも感謝)
「分人」についての説明は 著者の平野啓一郎さんのサイト をご覧いただいたほうが間違いないはずなので割愛しますが、
オススメします。
今年読んだなかでいちばん目から鱗というか、視野が拓けた一冊でした。
この人も別の面があるんだろうな、とか、自分もこれでいいんだ、とか、「分人性」みたいのを理解していると「安全性」が高くなる気がします。
メタ認知(COTEN RADIO)
この業界にいて COTEN RADIO を知ったのはおそらく遅い方ではないかと思いますが、みなさんお聴きになっている人気ポッドキャストです。
こちらも「あじゃてく読書会」で主催のあやなるさんが激推しされていたので聴いてみたら、どハマりしました。妻にも紹介して共通言語がひとつ増えた的な喜ばしい状況にもなっています。(ちょっと脱線しました)
で、この番組を貫いているキーワードが「メタ認知」だと思います。
おそらく「俯瞰」とか「客観視」とかと似てるんですが、どういうわけか「メタ認知」という言葉だと時々思い出して、我に返って冷静になれます。
すっかり慣用句になりました。個人的流行語大賞ですかね。
ちなみに、COTEN RADIO を最新回まで追いついてから他のポッドキャストもあれこれ聴いて、気づき・学び・リフレッシュの時間を得ています。
a scope、みんラボ、超リアルな行動心理学、Naomi Takes America…
agile radio、EM.FM、furoshiki.fm、Shinagawa Agile Talks…
お風呂とか食事とかゲームとか・・別ごとしながら聴けるのもいいです。
「どうせ無理」→「だったらこうしてみたら?」(agile radio)
出典が agile radio というわけではないのですが、起点がそこでして、
ほんと昨日なんですが、agile radio の最新回を聴いて「スクラムフェス札幌で面白かったプログラム」の文脈で『TEDxSapporoでもスピーカーをされたらしい植松努さんの基調講演がよかった』的なことを言ってたので、風呂に浸かりながらYouTubeで検索したところ、キタコレでした。
再生回数684万回!既にご存知の方が多いかもしれません。
知らなかったのは自分だけかもしれませんが、
私にとっては、クリスマスプレゼントをもらったような内容でした。
まだでしたら、みなさんにもクリスマスプレゼントですw。ぜひ。
ことし初めてやったこと
ふりかえりAdvent Calendar参加(この記事です!)
イベント運営参加
イベント登壇
トマムでのスキー
J3現地観戦
新型コロナ感染
イベント運営参加
ふりかえりカンファレンスの運営に加わらせていただきました。
ずっとスクラムを実践してきたなかで、ふりかえり(レトロスペクティブ)を行うことがチームワークのなかで最重要では?と感じたタイミングがあって、2021年の途中からふりかえり実践会のイベントに参加し始めていたら、運営メンバーの門戸を開いていただけたので、飛び込んでみた、という経緯です。
次回は2023年4月8日(土)に開催です。テーマは「ふりかえりに味変を」。
引き続き微力ながらお手伝いしたいと考えています。
イベント登壇
まず、お断りというかお詫びというか、ちゃんとプロポーザルを通過しての登壇じゃなくて恐縮です。が、貴重な経験をさせていただきました。
お世話になっているOdd-eの江端さんがスクラムフェス仙台のキーノートに招かれて、講演テーマが「ソフトウェア開発以外のスクラム事例」になったことが幸いしたという話で・・・
私達が CTO Office 〜 Engineering Management Office で続けてきたスクラムについて少し事例紹介をさせていただく機会をいただきました。
他のみなさんからの学びも多かったですし、超のつく有り難い機会でした。
テックブログにも書かせていただきました。
トマムでのスキー
例年はニセコで滑ってるんですが、今年は初めてトマムに行ってみました。
北海道の内陸部では富良野で滑った経験がありますが、噂に違わぬドライスノーでした。まぁ冷える冷える。
そのぶん積雪量は少ないことは否めませんでしたが、コロナでインバウンド客が居ないぶん、おいしい斜面をぐるんぐるん回しました。
来たる 22-23 シーズンは再びニセコに帰省しますw
J3現地観戦
コロナでサッカー観戦に飢えてたからか、ひとり暇になった日曜の朝「いまから行って間に合うJリーグの試合ないかな」と探したら見つかって、
アスルクラロ沼津 vs 松本山雅。初めてJ3をスタジアムで観戦しました。
会場は静岡の愛鷹。ここはヴォルティスがまだJFL大塚製薬の時代にジヤトコ(懐)のホームスタジアムだったので1-2回来たことがある・・・けど憶えてなかったんですが・・・当時は徳島から車で来てたはずです。
試合内容は渋かったんですが、快晴で、ベアードブルーイングの生ビールをリピートしました。こういうのも醍醐味です。
新型コロナ感染
夏の大流行に乗っかってしまい、お盆の帰省が吹っ飛びました。
ほぼ窓がない部屋に10日間の自宅内隔離、これなにげにツラかったです。
ことし強化したこと
スクラムマスター認定の上位研修
モブ作業・ペア作業
コミュティ参加
Techブログ投稿
スクラムマスター認定の上位研修
去年のA-CSMに続き、今年はCSP-SMを受けさせていただきました。
さらにステップアップした内容で、組織に作用すること、より上位のマネジメントとコトに向かうことを想定した考え方や分析手法などを学びました。
キーワードで挙げた「Wardley Mapping」もその一つです。
こんかい学んだ分析手法とかを身内で一緒に練習&勉強会みたいのを始めてみています。これって、A-CSMでも触れた「Dojo」を小さく立ち上げたとも言えそうで、なんか繫がってます。
モブ作業・ペア作業
今年は一般的なミーティングとは明確に区別してカレンダーに予定確保するようにしました。
結果「これ、めっちゃいいね!」な実感です。オンライン・オフライン問わず、会社の仕事でも社外のコミュニティでも、めちゃ捗ってます。
張り合いがある→サボらない、感想戦で気づき爆増、寂しくない!
コミュニティ参加
あじゃてく読書会、ふりかえり実践会の継続的な勉強会、既に書いたふりかえりカンファレンスの運営など。
これまでは単発ちょこちょこでしたが、今年は継続的な参加ができました。
Techブログ投稿
秋に2本のエントリーをアップさせていただきました。
ひとつは先述の仙台で話した内容のレポートなので、タナボタで1本稼げた感もありますが、もうひとつはスタンバイのプロダクトチームに関わり始めてからの3年くらいをふりかえりつつ、かなりリアルタイムな組織の課題と対策と今後の展望をまとめたかたちです。
社内の人にも読んでほしいな・・という思いも抱きながら。
かなり明け透けに書いてます。恥ずかしいかもしれないことでもオープンにする組織であることには違いないです。
むすびに
総括すると、学べそうな機会があれば飛び込んで、飛び込んでよかったなぁという感想になります。そううやって前半でインプットを増やしていたことが、後半のアウトプット機会に繫がったような気がします。
冒頭に列記したキーワード達、他も書いておきたいものばかりですが、自重しました。それくらい多くの知の刺激がありました。いろんなところで言われている「何歳からでも学べる」を実感を込めて言える一年になりましたw
コロナに罹ってしまったり歯の治療が難航したりでツラいことも印象的な一年でしたが、大きく経験を積めた一年でもありました。各所で関わっていただいた皆さんにあらためて感謝します。
(ここまでお読みいただいたことも含め)ありがとうございました!
2023年も新しい出逢いと学びを求めてTRYし続けたいと思います。