スクラムフェス大阪2024 - 資料を読んで感想を伝えた(い)セッション
(たぶん投稿が前後逆転しますが)会社の仲間と「オフィスで同時視聴会」をしていた時にリアルタイムで参加したセッションとは別に、個人的に気になっていた3つのセッションの資料を Disocord で追っかけて拝読しました。
なかには、神奈川トラック・小田原サテライトの懇親会に向かう電車の中で読んでいって登壇者ご本人に感想を伝えてくることができたものもあるのでw、そのあたりもあわせて書き留めておこうと思います。
小田中いくおさんの「OODAふりかえり」
懇親会場に着いてビールを受けとったら、小田中さんの隣の席が空いてる!ので乾杯しに行って、ハートランドボトルをカチン☆とさせてもらいつつ、さっそく感想をお伝えしました。
第一声は「黄色い森さんが中心になって公開してくださってる『ふりかえりカタログ※』と組み合わせると最強コンビになると思いました!」
というのも、先達がバラエティに富んだふりかえり手法を生み出してくださっていますが、現場でチームに向き合うなかでは、知ってるからといって闇雲にチームでやればいいもんじゃないってことを肌身で感じるばかりです(ですよね?)。
なので、小田中さんが提唱してくださっている OODA の観察⇄実行のサイクルをベースにしつつ、合間に「引き出しを増やしておく」という動き方ってめちゃくちゃ実用的で真似して効果ありそうに思います。
小田中さんの発表は、いつも明るく力強い声がけとグルーブ感が素敵ですが、参加者が「すぐ帰って実践できる」ところまで落とし込んでくれる優しさも感じられて、素敵だなと感じています。
(資料のp61でも紹介してくださっている「ふりかえりカタログ」👇)
asatoさんの「エンジニアとQAの壁が崩れていくのを眺めていた」
asatoさんにも懇親会場でお会いでき、まず御礼。
「いいスライド!って思いすぎて、読んでる途中なのに会社のSlackに『これいい資料』って投稿してきちゃいました(実話)。ありがとうございます!」
良さの言語化を試みると、よくある抽象的な理論や事例の紹介ではなくて、変化していったチームに向き合った当時のご自身=スクラムマスターからの見え方と具体的な動き方(チームメンバーとの会話内容とかほんと具体的)とその後のチームの変化とをセットで共有してくださってる構成で、めちゃくちゃ「分かる〜」&「使えそう」というところです。
あらたまさんの「スタートアップ企業が実践する「身の丈スクラム」の現在地」
移動がスムーズすぎてw、注目していたあらたまさんの発表(福岡トラックでしたが、小田原会場に参加してのご発表で、奇しくも小田中さんの裏番組=同じ時間帯だった)の資料は懇親会までに読んでいけなかったんですが、あとでしっかり拝読しました!
現場でリアルに起こった5つのケースで、どれもスクラムガイドに立ち返ってスクラムイベントやアーティファクトの「意味」を確認して、チームで一緒に再解釈して(ここ大事&素敵)乗り越えてきている過程が紹介されていて、まさに「身の丈スクラム」ですし、Be Agile の実践例として広く役に立つ内容だと思います。
熟練のスクラムマスターやアジャイルコーチにとっては当たり前に感じるような内容かもしれませんが、常にこれからスタートしている会社さん・開発チームもあるわけで、タイミングが合う現場の方も多いのでは?と思いましたし、再確認の意味でも気づきや学びがあるのではと思います!
(あーみなさんとの写真は撮り損ねてると気づいて・・・残念)
スクラムフェス大阪のセッション、まだまだ他にも気になっているのが沢山ありますが、今回は神奈川トラックに縁のある方のを先行して読ませていただきました。
動画公開も楽しみですねー(映像班の方々いつもありがとうございます)。