piriko

手芸好き

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マガジン

  • おうちで工作 アンモナイトの箱(とちゅう)

    くじで当たった裸の化石を、自分で作った箱にしまう過程です

  • 彫金日記 ククルカン

    真鍮と瑪瑙の腕輪の制作過程です

最近の記事

平家物語考2 

前回に続き、平家物語について調べたことを書いています。 琵琶について 1960年代制作の映画「怪談」に耳なし芳一が出てきます。そこでは平家の亡霊の前で芳一が琵琶を弾き狂うのですが、琵琶演奏がすごくかっこいい。実際の演奏は鶴田錦史さんという薩摩琵琶奏者です。才能もすごいが人生もすごい。CD買った。 ここで誤解するのですが、平安時代に琵琶法師が使っていた琵琶は平家琵琶という種類で、写真の芳一像がもっている水平に構えるもので、薩摩琵琶は室町時代あたりから薩摩地方中心に使われるよう

    • 平家物語考

      以前に映画や小説の怪談(小泉八雲)を読んで、耳なし芳一モチーフにアクセサリーを作りたいと考えました。その際せっかくなので平家物語を読んでおこうと軽い気持ちで手にとったのですが、結局読み終えるのに1年くらいかかってしまった。家だと寝てしまうので職場の昼休憩に読んでた。 しかしとてもおもしろく、まあまあはまって壇ノ浦に行ったりしました。写真は平知盛が築城した門司城跡から見た壇ノ浦です。その間アニメの平家物語や映画の犬王もあり、なにやら平家ブームでしたね。楽しかった。 現在「平家

      • アンモナイト再考

        左側の角を作りました。 バラバラの時はよさそうに見えますが… くっ付けると… ガタガタしてる。 なんかおおざっぱすぎる。 もっと繊細さが欲しい! と、ここまで作ってひらめいてしまった。 これはワックスで作ればよいのではないか。 以前葉っぱを作って鋳造してもらったら、お洒落な葉っぱのはずがキングコングが住んでる島に生えてるような奇怪な形の葉っぱになって帰ってきて やる気がなくなったのですが、えーちょっと作ってみようと思いました。 あと、はんだの先っぽも研究しないといけ

        • Re☆アンモナイトの角

          やっぱり高さがおかしいと思ったので、低くしました。 魚は下の段にまとめた。 ぴったり! ついでに小さい三角も作りました。 前に比べて外側がきちんと直角で箱に沿っているので気持ちいいです。 次は左側を作ります。 アンモナイトの巻きの欠けている所と、魚の尾頭を作りたい。 化石がうちに来て早5年くらい、欠けてるから真鍮で付けたしたらおもろいな (^O^) と思いつき、よ~~うやく作り始めました。 ながかった… 人生は有限なので、作りたいものは早めに作ったほうがいいですね。 

        平家物語考2 

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        • おうちで工作 アンモナイトの箱(とちゅう)
          7本
        • 彫金日記 ククルカン
          10本

        記事

          アンモナイトの角

          アンモナイトは両耳が欠けているので、そこを補おうと思います。 まずは右側から。 魚を泳がそうと思います。三角の中に浮いてる感じで… まずはパーツを切って、 はんだで付けました(くっついたらヨシのひどい付け方)。 う~む。 なんか思ってたのと違うけど、作ったのは自分なのでしょうがないですね。 高さがありすぎる! このまま進むか、作り直すか、どうしよう。

          アンモナイトの角

          アンモナイトと魚

          アンモナイトの裏側のガタガタを解消すべく、魚を作りました。 魚が泳いでるところです。 前回作った2枚に水の流れの3枚目を、はんだでくっ付けました。 たぶんずれてる。 ひっくり返すと…ずれてる! まあ、はまったからいいか。 ガタガタしな〜い! たびたびアンモナイトをひっくり返してたら、いつか手が滑って落としてしまいそうで心配です。 同様の心配から、コードの付いてないイヤホンを使うことをためらってます。あさ、電車で音楽を聴こうとイヤホンを取り出したところ、手からコロコ

          アンモナイトと魚

          アンモナイトの底

          化石はドイツのゾルンホーヘンの板状に割れる石灰岩にあったものです。 始祖鳥の化石標本が有名です。 この化石は裏側が板状に割れています。 これはしまうときに段になってがたがたする! なので底を作りました。 微妙に2段になっているため、そして3㎜の高さを調整するため、1㎜の板を3枚あわせることにしました。   まだ2枚しかできてません。 いちま~い にま~い さんまいめはまだ考え中。水の模様を切りたいです。 そして中央の魚(シーラカンス的な魚)のお頭は表向きになったと

          アンモナイトの底

          アンモナイトの箱

          化石のかけらがパラパラこぼれるので、ふたができる箱型にしようと思い、まずは下の箱を作りました。 展開図を切り、火力の強いバーナーでまあまあ炙ってやわらかくして、机の角に合わせて手や木槌で折り曲げました。そしてはんだでくっ付けた。 雑だなあ…   木槌でたたくと槌目ができてしまう はんだがめちゃくちゃについてる 折り曲げ方が雑だから箱の高さが違う いい所がない!!

          アンモナイトの箱

          アンモナイトの化石

          何年も前にくじで当たったアンモナイトの化石がある。 ずっとビニールに入れたままにしてましたが、なんぞ箱みたいなもんを作って綺麗に飾れたらいいなと思い、製作過程を日記にします。 つづく

          アンモナイトの化石

          彫金日記 ククルカン⑩

          磨いた。 精密ヤスリの跡をきれいにするためへらでこすって、紙やすりやスポンジやすりを大きい目から段々細かい目でかけて、最後布バフに青棒をつけてリューターで磨きました。 一生懸命磨いてたら、ヤスリで段を付けてたところがだんだん平らになりました。反省点として、もっと前段階で(輪に曲げる前)きちんと磨くべきですね。 バフが残ってる… 最近めっきり目が見えなくなって、写真を撮って拡大して気付く。 へびの口のところを黒くしたいので、銀黒を塗る。雑! 金古美にしたいので、黒い所を鹿

          彫金日記 ククルカン⑩

          彫金日記 ククルカン⑨

          ~前回までのあらすじ~ 石留をしようとしたがうまくできない…道具が悪いんや!と自分以外のせいにした私は、でっかいたがねを作ろうとした。 大きくないと!と思い、すぐさまたがねの株を購入(買い物は得意)。 これをヤスリで削って形を作り、なました後に研ぎ石で研ぐ。 このような研ぎ石に油を張ってしょりしょりとたがねを研ぐのです。 研ぐといえば子供の頃、あずきとぎという妖怪の、「小豆とぎましょかーしょきしょき、それとも人取って喰いましょかーしょきしょき」という恐ろしいセリフと「し

          彫金日記 ククルカン⑨

          彫金日記 ククルカン⑧

          石を留めてるけど…うまく…留められない…  腕輪で大きいからうまくヤニ台にくっ付けられないので、知恵と工夫ですり板で彫刻台に挟んでコンコンしてたんですが、それがいけないのか…。 たがねが小さいのかな…?持ってるのはひとつしかないから作らないといけない(たがねは自分で研いで作るそうな)。(´-`).。o めんどい、買いたい 惨状①  コンコンしてると、ちょっとずつ丸めた輪が開いてきてる。腕からするっと落ちてしまう。 惨状②  小さいたがねでちまちま叩いたのでぼこぼこの傷だら

          彫金日記 ククルカン⑧

          彫金日記 ククルカン⑦

          暑くなってまいりました。 羽毛の残りと石の底を切りぬいて、精密ヤスリの跡をきれいにするため紙やシリコンのやすり(ポイント)を使って磨きました。 その後、再度ふくりんのロウがついてないところをロウ付けし(3度目!哀!)、全体を腕輪の形に木槌でたたいて曲げるためにかる~くなましました。そしてまたヤスリで磨く。 上下がずれずに曲げられるのか?ふあん。 バングル用の心棒というものに沿わせて木槌でコンコン→ばんばん叩くのです。まあまあ ご近所MEIWAKU。  手持ちのバングル

          彫金日記 ククルカン⑦

          彫金日記 ククルカン⑥

          ヤスリで段を付けて羽毛を立体的にして、二重になっている羽根部分を適度に切りぬいて涼しさを演出しました \(^○^)/ まだ途中 どのくらいまで透かしたらいいのかよくわからない、目をどうしよう、目玉の形に切りぬくか、白目部分を切りぬくか、石を入れる所に魚の切り身の模様を入れたいけどむずかしそうだな…と考え中です。 糸のこで切るのはまあ大丈夫だろうと思ってたんですが、ぱっと見はいいけど、写真を拡大するとガタガタ&上下がそろってなくて、延々とぎこぎこしてました。なかなか進まない。

          彫金日記 ククルカン⑥

          彫金日記 ククルカン⑤

          ふくりんを作りました。 綿密な計算をしたはずですが、なぜか石がはまらずに作り直すこと1回、今度はぶかぶかになったのでほんの1.5㎜ほど切って繋ぎなおしたらまた石がはまらず、ムッとしながら内側をヤスリで削りました。 そしたら出来た! これを、前回作った羽毛の生えた蛇といっしょにロウ付けする。 全体をぴったりつけとかないと、曲げたときに上下でずれるのではと考え、すごーくたくさん9分ロウを置きました。まず本体の上下をロウ付けして、その後ふくりん部分を付ける、と2段階で行きました。

          彫金日記 ククルカン⑤

          彫金日記 ククルカン④

          羽毛を精密ヤスリで削って凹凸を出し、お頭を切り歯を削りました。 もっともっと削って凹凸を付けたいのですが、あんまり薄くなるとロウ付け時に溶けるかもしれないと思いちょっとだけ削りました。 削って凹凸を出すのはとても面白いです。2D→3Dになる時、得も言われぬ快楽が脳に生じます。 今度は瑪瑙のふくりんを作ります。羽根で覆うデザインにしようと思います、それも左側の縞模様を生かしたい(思うのは自由)。 いつも通りといえばいつも通りですが、家にいる時間が長いので模様替えをしたくな

          彫金日記 ククルカン④