新体制の心構え

だから上の記事の通りに毎日書こうとせんかい

今年の夏、楽しかったですね(終わらせようとするな)
一回一回集中して現場に行かないといけないくらい色々と特殊現場(夏フェスとかオフ会とか)が続いていて、準備ができずにnoteの更新が疎かになっていました。
新体制からは私もスタンスを変えようと思っていて、少しは時間が取れるはずです。今度こそ、noteの定期的な更新を心掛けていきたいと思っています。


さて今日は何を書こうかですが、これは前々から予定していました。
新体制に向けた心構えの話です。
今期はリリイベもあり、また各方面への露出が多かったタームだと私は思っています。
現場に行っても最近見るようになったなという顔が増えました。実際には年明けから少しずつ流れが来ていたというのが所感ですが、それがリリイベで一気に加速した印象。そんな方たちに向けて今私がどうしても伝えたいのが新体制に向けた心構えです。
この半年ほどの間に新しく入ってきた方にとっては、初めての体制変更。正直不安なことが多いと思いますし、人によっては昇降格(特に今回は降格)が気になるところです。

私のゼロプロ現場は2022年3月から*ですが、軽微な変更を含めて楠あんずさんのチームは過去5回変わってきましたし、当時から応援している1~3期生のファンの人の中には10回以上チームメンバーが変わっている人もいます

*補足 定義によって諸説あるが、便宜上話を分かりやすくしています。最初に行ったのは2021年12月だけど、通い始めたのが2022年3月だったので

Z2ができてから上位リーグの体制変更は半年に1回になりましたが、それでもこのタイミングはやはりそわそわしてふわふわして待ちきれないものです。
そんな私が実体験をもとにして身につけてきた感覚を伝えます。

なお、以下の人はこの記事を読む必要がないです。

・新Z1(まぶだちゅ)のファンの人→今から書く体制変更の影響は基本受けません。
・昔からのファンの人→一回でもすごく好きだったチームの変更がある人にとってはたぶん当たり前の話です。しかしそれを新規に伝えることがこの記事の役目です。

ただし、最後の考察面については少し面白いことを書いているので読んでみるのもいいかもしれません。
明日公開予定の「新体制ぴろーの勝手な予想」(有料記事予定です)にも繋がる話が書いてあります。


新体制を前に知っておきたいこと

①どんなチームでも容赦なくメンバーが変わります

過去の歴史上、最上位リーグで大規模な体制変更があった場合、チームメンバーを全く変えずに残った事例は一度もありません。**

その時々で、これは史上最強のチームだろうと言われたことはいくつかありましたが、容赦なく変わってきた過去があります。

初代Z2  Z2-A4(Melty Gim1ck)(上田、月野、楠、POLLIE、藤宮)

6チームでスタートした初代Z2の中でも動員、パフォーマンスとも傑出したものを見せていた。メンバーの自主企画で初代Z2として唯一のワンマンライブを開催。100人ほどの動員を集めその後のゼロプロチーム単独公演の開催に向けた礎を作った。

→次体制 上田(Z2-A1) 月野(活動休止) 楠(Z2-B4) POLLIE(Z2-A1) 藤宮(Z2-A5)  Z2が10チームに増える中、ほぼバラされてます



2期Z2  Z2-A5(オールコンセプト)(朝比奈、日向、華咲、藤宮、希咲)

今なお史上最強の呼び声が高いチーム。Z2が10チーム化され、いわゆるライブ楽曲の「コンセプト縛り」が義務付けられたこのタームで、唯一全てのコンセプト楽曲をライブで行うことができた特権チーム。動員、売り上げ、パフォーマンスの結果は言うまでもなく、各短期戦レースでも常に上位を席捲し、Z3途中で廃止された選抜の再来とも言われた。こんなチーム、わざわざ変える必要はなさそうだが…

→次体制 朝比奈(Z2-A2) 日向(Z2-A4) 華咲(Z2-A2) 藤宮(Z2-A4) 希咲(Z2-A2) 全体としてはZ2縮小となり、実質2チームに分裂。


3期Z2  Z2-A1(王道かわちいズ)(花井、POLLIE、雪野、空音、りりあ)

Z2が50人から20人に縮小となり、直前からの事務所不祥事もあり体制維持が困難なこのタームで希望を見せてくれたのがこのチーム。雪野、りりあを筆頭に常に高い動員を維持し、1年ぶりにHYPE IDOLに復活出演、ヒロインズフェス出演など常に動員重要ライブの先頭を引っ張り続けた。また、身長150cm前後のメンバーで固まったことで文字通り愛されたメンバーだった。

→次体制 花井(Z2-B1) POLLIE(Z2-A1) 雪野(Z2-B4) 空音(Z2-B4) りりあ(Z2-A1) どうやら同じチームを組もうとしたが解散?(2.5周年MCの発言)

と、解散しなくてもいいじゃんっていうチームが容赦なく解散しています。
おそらく今回もZ2は大幅入れ替えがベースになるのだろう、と最初は予想していました。
なんなら、今回Z1レースを走ろうとした理由の一つに「B4を解散させたくなかったから」、すなわち次期Z1に今の5人を送り込むことで、チームとして延命させることができるというのがありました。
次期への考察は最後に書きます。ただ基本は、今のチームはなくなる、もし継続することがあれば奇跡と思っておくことが重要です


**補足 このような文章の書き方になっている理由として、2022年春ごろの登竜門前後のZ3ではチームメンバーが変更しなかった事例(Z3-A2(月野、日向、白咲と、楠、ましゅ)があるのですが、これを含めないためです。あの頃の登竜門前後は「体制変更」の文字は使っていましたが、直近に初代Z2誕生を控えていることが明らかな段階での軽微なチームメンバーの変更事例だったので、今回のようなオールリセットの環境とは状況が違うからです)


②容赦なくメンカラが変わります

これは普通のアイドルグループでは絶対に起きないことなのですが、ゼロプロでは息を吸うように起きます。理由としては

・前体制時に同じメンカラだった人同士が組むため、どちらかが譲る
・メンバーの心境の変化による自主的な変更
・運営都合による変更

これらがあります。一番多いのはメンカラ被りで、逆にこれを利用することで次体制のメンバー組み分けを予想するメタ読みをする人もいたくらいでした

読みづらいのは運営都合で、私はこれを食らったことがあります。
あんずさんには地底アイドルの前世があってそこではずっとオレンジでした。ゼロプロに入ってからもオレンジで、またゼロプロでは歴史上オレンジはそこまで人気のある色ではなかったので、どうせ変わらないだろうとたかをくくっていたのですが、1.5周年(2期Z2)の新チームで当日いきなり黄色と発表されて、ショックのあまり放送禁止用語を飛ばしていたのを今でも覚えています。

今現場で私をちゃんと見ている人は黄緑色の零Tのイメージが強いと思うのですが、こんな時代があったんです…(むしろ、昔からのオタクの人にはこっちのイメージが強いと思います)(緑Tはゼロプロ公式グッズではなくよそのグループのものです、理由は色々あるのですがまた今度)

この時本人も運営都合でオレンジにはできなかった、オレンジにこだわってたけどいい機会だと思う、と言っており、次期(Z2 3期 Z2-A4)でも黄色を選択し、今回B4NDSで初の緑に挑戦しました。

それでこうなりまして

今はこうなっております

これは私の例ですが、例え成績上位メンバーでも変わるときは変わります。代表的なのはりりあ(赤→オレンジ→赤)、雪野(水→青)、花井(黄→ピンク→黄→ピンク)などでしょうか。

またこの話の厄介なところは、メンバーによっては事前に宣言してくれる場合と、当日まで伏せられる場合があるなど情報公開の度合いに差があることに加え、当日のアタック映像の質が悪いとメンカラが変わったことに気づきにくく、ぼんやり見ていた人が気づかないまま旧体制のメンカラと新体制のメンカラが混在するライブになることです。こればかりは当日の運営側が用意した映像が分かりやすいかどうかとzepp新宿の映像射出の質に依存するので何も言えません。とにかく、推し以外のメンバーも含めてしっかりと映像を見ることです。
ゼロプロではカラー服を着て推しメンアピールする人はあまりいないのであまり大きな問題にはならないのですが、私はそんなわけで今回も5着くらいTシャツ持ってってその場で対応しようと思っています。何が起きてもおかしくないのです。


③誰かは降格する

これは悲しい現実で、伝えるのは辛いのですが過去3回ともZ2→Z3にリーグ降格者が出ています。今回も人数は分かりませんが出ると考えるのが自然です。

昇降格がある以上、そして活きのいい若手をどんどん上に上げて行かないといけない都合上、全体の枠数が決まっていれば押し出される既存のメンバーはどうしても出ます。

1期→2期、3期→4期に関してはZ2の枠数が増えているのにも関わらず1名降格者が出ています。色々な事情があるので一概にはまとめられませんが、今回は次期体制考察記事でも書きますがZ2の枠数が実質減少していると見られ、誰かが降格するのはほぼ免れないと見ています。

リリイベ期間を含めて34人(35人)で頑張ってきた中で、そのベースとなった同じ仲間たちが次も一緒に…とできないのがゼロプロの厳しいところです。好きだったメンバーが降格することも場合によってはありうる世界。受け入れ難いと思いますが、そうやってずっとやってきています。


④卒業者が出る?

そして、最近のゼロプロは卒業発表が全くされずフェードアウトする場合や、卒業当日のライブにいないことで事実ベースを突き付けてからその日の夜に発表されるケースが多く、今回8/15ライブに出ていないからおかしいと思ったらそのまま卒業という可能性があります。これに関しては正直私は一刻も早く卒業発表のルールを変更してほしいと思っていますが、おそらく今回はまだ今のルールのままなのでこうなることもあり得ます。


総じて思うこと

最初は受け入れ難いと思います。他のアイドルグループではあまりない概念です。私も他のアイドルグループを応援してきた過去があるので慣れるには時間がかかりました(既存のアイドルオタクほど、慣れるのに時間がかかります)。ですが、そうやって人を組み替えていきながら新しい物語を作り、新しいメンバー間の交わりができて面白くなっていくのがゼロプロです。

また、メンバーによっては体制変更に伴ってメンカラ変更など重大な決断を下すこともよくあります。ただ、それによってこれまでのチームでは見られなかった新しい化学反応を得ることで、今までとは違う魅力が出て人気を獲得することもあります。

大事なことはメンバーの考えを理解してあげることと、過去をこすり過ぎないことです。
チーム変更は当たり前のように起きます。どんなに好きであっても半年でリセットされます。その時に過去に囚われすぎると戻って来れなくなり、ひどいと場合によってはアンチ化します。それは非常にもったいないことなので、メンバーも体制変更直後は少なからず不安ですから、まずは本人の話を聞くことが大事なんじゃないかと思います。


今回はチーム存続もありうる!?

さて最後に私なりの考察です。
そもそも、ゼロプロはなぜ定期的にチームを変えるのか?ということですが、これは事務所社長の石橋氏の考え方が色濃く反映されているからです。話し出すと長いので紙面の都合上省きます。気になる人は聞きに来てください。私は社長と何度かお話したことがあるので、色々知ってます。賛成の部分も疑問の部分もありますが、そうやってこの3年間ゼロプロは続いてきました。

そこでどうやってチームが決まっていたのか?ということですが結構社長の意向が反映されています。あえて同じチームを継続させず色々な人と組ませてアイドルとして成長してほしいという思いがあるようです。

ただ、アイドル本人たちに決定意思が少ない状態でチームを組ませてみるとやはり問題が起きてしまい、チームが崩壊してしまうことがよくありました。1期、2期、3期といろいろなことが起きました(負の側面なのでここでは割愛します)。
そこで初代Z1を作るにあたって、「Z1を目指せるチームを自分たちで組んでください」という名目のもと、初めて自分たちでチームを組ませたのが今回の4期Z2でした。
そして私の所感でありおそらく多くのファンの人も感じていると思っていますが、今期は非常にチーム内の連帯が強かった印象です。また、チーム内での大きなトラブルもなく、うまく回っていた半年のように感じました。

次の半年はどうなのか?また運営人事に戻るのか?自分たちで決めるのか?そしてもし自分たちで決められるのであれば、継続路線を選ぶチームがあってもおかしくないと私は考えています

答えは明日分かります。
繰り返しになりますが何でも起きます。起きないことはないと思ってください。そしてそれを受容し、未来へ進んでいくこと。このグループの定期的な転換点となる新体制ライブ、楽しんでいきましょう!

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