見出し画像

あの図書室とかコンビニで見かける赤いやつ、科学雑誌Newtonの魅力~序章~

noteを毎日書く2021年12月にしたいなと思う9日目!体が何かを書くことに慣れてきたかもしれません。

今日は科学に戻します。もうすぐ読者モニターになって1年になる科学雑誌Newtonに思いを馳せて。内容を解説するというより、Newtonにはどんな世界が広がっているのか?を語ります。

はじめに

Newtonの思い出を綴ります。

私のNewton歴

私の社会人のスタートは塾講師でした。数学や化学を教えていたので、授業のネタになる&純粋に最先端の科学に触れることが楽しかったから購読していました。後者の科学に触れる楽しみはは今でも変わりません。

2020年の中頃から現在に至るまで約1年半購読しています。月刊の雑Newtonの他に別冊Newtonも数冊購入しました。宇宙や数学、脳に関する資料を手元に置いておきたくて(今後インプットができたらnote書きます)

Newtonってどんな雑誌?

世間のイメージはとは裏腹に

Newtonってなんか難しそう…理系人が読むもので、数式がたくさん書いてあって…あれでしょ、相対性理論とか宇宙のこととかが書いてある雑誌でしょ?ってのが世間のイメージでしょう。

もちろん数式は登場することもありますが、基本的に理数能力の有無は問わない紙面の構成になっています。また、扱っているテーマも多岐に渡り、身近なものも最近多いように感じます。例えば2022年1月号であれば、

  • スマホ依存になっていませんか?

  • 宇宙飛行士の訓練

など、純粋な科学(純粋ってなんだ、いわゆる物理と化学)とは少し異なる切り口のテーマ記事もあります。また、生物や地学なども美しい写真が満載です。上記のリンクの試し読みを見てみるといいかもしれません。

Newton2022年1月号 NatureView 「海の王者サメ」
Newton2022年1月号 「地球が好きになる岩石図鑑」

理系っぽいものも基礎から解説で安心

例えば12月号の特集は2つあり「オイラーの等式」と「超ひも理論」です。どちらもマニアックな分野です。オイラーの等式は小川洋子さんの小説「博士の愛した数式」に登場します。

円周率と同じ超越数であるeと円周率π、そして実在しない虚数iが組み合わされた等式です。数学史上最も美しいと言われています。

$$
e^{i\pi}+1=0
$$

やった!ついに数式使えた!

と前置きはこの程度にして、誌面では等式の起源から語られ、等式の名前の由来である、オイラーさんの肖像画からスタートします。

さらに、高校で数学を学んだことがない方にも安心の$${e}$$や$${\pi}$$そして$${i}$$に関する解説が続きます。そして、この等式の理解に欠かせない三角関数をかなり基礎から解説され、この等式が現代にどのような恩恵をもたらしているのかに言及するのです。

Newtonを読んで良いこと

この雑誌が与えてくれるものを綴ります。

雑誌だからこそ

これはNewtonじゃなくてもそうですが、1ヶ月に1回読むというサイクルが情報を受け身で浴びることができるところにあると思います。

好きなことってどうしても恣意的になり偏りがちですが、雑誌が幅広く情報を与えてくれるおかげで、バランスが保てている気がします。

物理や化学で大学受験を乗り切った私に生物や地学の奥深さを教えてくれたのは、Newtonさんのおかげです(いつの間にか、さんづけw)

教科書では味わえない科学を

教科書を作られている方にも敬意を持っていることを大前提にして、やっぱり教科書では扱えない最新の話題や紙面構成をとれるところが魅力です。

科学なんて教科書でしか教わらなかった人が大半でしょうから、この雑誌を1度は手にとって読んでみることをお勧めします。

先にも述べた通り、扱っているテーマが豊富なので、何か1つくらいいや3つくらいは興味を持って読めるものがあるはずです。

読んだ先に何があるか

例えば、お子さんがその分野について学ぶタイミングがやってくるでしょう。日本の小学校で理科は大きく「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」の4テーマを扱っているはずです。なので、必ず関係する分野をNewtonは扱っているはず。

教科書では記載のないダイナミックな事項を親が知っていると、声かけ1つで子どもの興味が変わると思います。この辺りは、また我が家でも試してみたいと思います。

うーん、なるべく内容に触れずNewtonの魅力を率直に書いたつもりですが、やはり紙面を直接見てもらわないと魅力が伝わらないかもしれません。本屋に行けば必ずあると思いますので、もしこの記事を読んだ方は、手に取ってみてください。

では今日はこの辺で、バイバイ!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?