教育について一考、日本再生への戦略会議
とても刺激的な番組でした。鉄は熱いうちに打て、感想書きます。
なぜ未来に興味があるのか
過去と今、未来は繋がっています。自分には親がいて、私には息子がいて、たぶん孫もそのうち。
教育に長く関わっていると、ふとしたとき無力感に襲われます。何かを理解することがゴールみたいになっていると感じる時です。
特に「子どもの教育」とは、未来を担う人材を育むことです。未来を担う人材は何かを理解して終わりではなく、何かを産み出す存在でなければいけないのに。
私には愛する息子がいます。息子ももれなく未来を担う人材になるでしょう。
程度はどうであれ、社会や未来をよくすることを自分ごととして考えられるようになることが、幸せに繋がると考えています。
最近の興味・関心ごと、読書
ということで、最近はインプットが多めです。ここ最近読んだ本の全ては、過去と今を知り未来を考えることに関連しています。
(いま読んでる)
・人口減少社会のデザイン
・21Lessons
・教育格差
・シンニホン
・なんのために学ぶのか 含む教育関連の本数冊
(すでに読み終わった)
・ニュータイプの時代
・2030年の世界地図帳
・文系と理系はなぜ分かれたのか
・私たちは子供に何ができるか
・自分で考える子の育て方 含む子育て系の本数冊
こうやって並べてみると、なぜ学び、何を学び、どう行動していくのか?の指針を自分なりにインプットしているのだなと改めて感じました。個々の本の感想や深掘りは追って記事にしたいと思います。
印象的なフレーズ3つ
今回の日本再生への戦略会議で印象に残ったフレーズ3つと、それに関する所感を記します。
少しでもマシな未来を残して死にたい
本記事のタイトルにもしました。これは冒頭で述べたとおりです。マシな未来は世界平和、もう少し絞ると「格差のない社会」をイメージしています。
「格差がある」と「格差がない」では明確に後者がいいに決まっています。でもなくならない。「是正すべきだ!」と個人が認知し、行動するにはどうすれば良いかを今後も考え続けたいです。
これまでの教育=マシン教育
これからの教育=脱マシン教育
自身も教育者として授業をしていました。昔の自分を思い返すと、何をどうやって教えるかに終始興味があった気がします。が、40手前5歳の息子を持つ父になり考え方は少しずつ変わってきました。
「何を学ぶかではなく、なぜ学ぶのか、学ぶことは未来を創ることに限りなく等しいのだ」を如何に教え、養うのか、が大切なのだなと。
SDGsは現代の五七五
SDGsは、よくできている。安宅さんと落合さんが口を揃えて言っていたので少し安心しました。
持続可能な未来に希望を感じられる社会を創っていくために17のゴールを意識することが大切です。1つ1つが密接に関係しているため、知恵を絞らなければなかなか実現できません。
実現する過程でお金が再分配される、幸せになるという仕組みだそうです。素敵ですね。制約があることによる産物が世界の平和、人類、地球の幸せだなんて。
おわりに
インプットだけでなくアウトプットが大切だと思い記事を書きました。で、私なりの結論が落合さんも言っていて安心しました。
日本が変わるには、教育を変えるとかではなく、子どもを取り巻く親や大人の認知が変わることが必要だと。
ここでいう認知とは冒頭に述べた、「未来を創っていくのはいつの時代も大人ではなく子ども」だということです。
いわゆる「教育」は「学校教育」ではなく、大人が子供に何かを教え育むことが教育なのだと心に銘じて記事をしめ括りたいと思います。お読みいただきありがとうございました。
おしまい