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定年まで2年7ヶ月

思いがけず「定年」が迫っている。

54歳で東京の学校を退職して沖縄県の離島に地域おこし協力隊として赴任した私は、再び「定年」があるような職に就くとは考えていなかった。今年度からお世話になっている職場は「非常勤」希望だったのに「常勤」として採用していただいたが、その時点で定年まで3年だった。よくそんな人間を採用してくれたと思う。感謝しかない。

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そんなわけで、にわかに、定年後について考える必要性に迫られた。と同時に、3年で何ができるのかについても考えなければならず(別に考えなくたっていいのだ。平穏に過ごして平穏に退職すればいいんだけど…)、自分ができること、自分たやりたいこと、自分が求められていること、についてあれこれ考えている。

最初の2つについては明確だが、3つ目は自分にはわからない。もしかすると平穏に過ごして平穏に退職することを望まれているのかもしれないし、そもそも応募者がいなくてただ人数合わせで採用されたのかもしれない(感じる雰囲気からはその可能性が高い)。

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ならば、

求められていることなど考えずに、やりたいことをやるのがよかろうという結論しかない。楽しい3年間を過ごすの一択である。

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離島で学んだコーチングやアドラー心理学、チームビルディングのワークなどを使って、子どもたちをどんどん幸せにしよう。うまく行ったら、定年後はこれで独立!

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お金儲けがすこぶる下手な私、3年後に向けて準備だ。

写真は上から、今の職場、佐喜真美術館屋上、月蝕、読谷の海


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