大切に、助け合って
朝、外を歩いていたら、足下で何かがぴょんぴょんとわたしの前を飛び跳ねていた。
朝蜘蛛にしてはちょっと大きいなと思ってよく見ると。
正体は、小さなカニ。
まさかの、カニ🦀
東京じゃ、あり得ないですね。笑
どれだけ世の中が進化しても、変わらないもの。それは、始まりがあれば、終わりがあるということ。そして、わたしたちは色々な種類の終わりと、常に隣り合わせにいる。
朝起きて、食事をして、人と会ったり仕事をしたり、家族と過ごしたりする。でもその最期は、ある日突然やってきたりする。
これが最期だとわかって過ごすことばかりではない。
振り返って、あれが最期だったのか、と思う。そしてそれはいつも、残った方は、とてつもない後悔とともにある。
でも、もし、これが最期だとわかっていたら、
その時間をどれだけ悔いなく全う出来るのだろうか
せめてもう1度だけ、過ぎてからそう思うことも少なくない。でも、もしその1度が最期だとわかっていたら、冷静に過ごせるのかな。そんな風にも思う。
ならせめて、さいごなんていつ来るかわからないけど、誰かと過ごす何気ない日々の時間を、
大切に
毎日を後悔しないように!全力で!!
なんてカッコよく毎日できればいいけれど。
そうじゃなくても、せめて。
夢を叶えたその瞬間に消えてしまうことも
あと1日違ったら起こらなかったことも
近いうちにまたね、が来ないことも
帰れると信じた家に帰れないことも
いつ、その終わりがやってくるかわからない。
だからこそ、目の前にある当たり前を大切に、そして残った人たちと、助け合って、思い合って。
今年も早いもので、地域によってはお盆の時期。
明日も蝉の鳴き声と抜けるくらいの晴天の中、
忘れずに、大切に、助け合って、頑張ろう。