その時の自分の選択がすべて
誰しもが、「あの時こうしていれば良かった…」と感じることが人生の中で一度や二度、あるかもしれません。
私には、あの時こうしていれば良かった、、というよりも、人生の転機だったと思う事があって。
1つ目は、中学受験の時
塾の先生から「この作品は次の入試で出るかもしれないから読んでもいいかもね」と言われていた本を、たまたまどこかの学校の文化祭へ行った際にバザーで見つける。
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母に「この本この前、つぎの入試で出るかもしれないって言われていたやつだ!」と伝え、買ってもらう。
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しかし私は、結局入試までにその本を読まなかった。
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2月1日 第一志望校の入試で、その本がドンピシャで出た。
という経験があります。
確か、養老孟司だか外山滋比古だか、そのあたりの難しい題材で、国語が得意なのに(で、算数が苦手だから)全然解けませんでした。
でも実はこれ受験業界ではよくある話で、題材にも流行りがあるので「先生と一緒にやった題材がそのまま出た!」というのは少なくないことなのです。。
このことはすごく印象的で、あの時、あの本を読んでいたら私の人生は変わっていたかも、変わっていないかもしれません。
2つ目は、自分の体がおかしいかもと気付いた時で、はじめて婦人科を訪れた時。
検査結果はすぐに出たけれど、まぁ健康だし、となんとなく検査結果を横目に、そのまま過ごしてしまったこと。
あの時もう一歩行動していたら、今私にはもしかしたら3歳ぐらいの子どもが居たかもしれません。
3つ目は、良い例です。今の夫と出会った時、私は一目惚れというものをし、はじめて自分から異性に声を掛けました。出会ったのは一期一会的なイベントで、女子校育ちで免疫がなかったはずの当時の行動力は、今考えても驚きます。
これらの出来事を必然・運命と捉えるかどうかは置いといて、
「あの時こうしていたらこうだったのかな…」と考えがちですが、
全部、その時の自分が考えて判断し、行動したことがきっかけなんですよね。めちゃくちゃ当たり前のことなのですが(笑)
けれどこのコロナ禍になって、未知と戦って判断しなきゃいけないところがあったり、自分のパフォーマンスを100%発揮できないことで悔やんでいる人が多いと思います。私もそのうちの一人です。
「新しい生活様式」と言われていますが、具体的にどのようにしていけば良いのか判断し、行動していくことは、一人ひとりが主体的に考えていかなければなりませんね。
なかなか、チャンスとは言いづらい環境ですが、
この渦中で私の友人は転職活動してましたし、1日で人生を変えている人はいくらでもいます。
そういう方々を見ると、焦ってしまいますが
しっかり自分軸を持てば、判断は迷わないかなと思います。
私の恩師は、「迷ったら、困難な方を選べ!」と教えてくれました。
寧ろ、まだまだ「選べる」環境にあるのは有難いことです。
「こうしていたら…」と後悔し始めた頃が、実はチャンスだったりします。
私は今まで、ちょっと時の流れに身を任せすぎてしまった部分があるので、今は自分の目標の為、しっかりと判断をし、言われたことは言い訳をせず…きちんとやりぬきたいと思います。
脳ある人間よ、その都度考え、判断しよう。